ツール・ド・フランス

毎年7月に23日間をかけ、フランスをほぼ一周するコースで開催されるプロの自転車ロードレース競技大会。ツール・ド・フランスは「フランス一周」を意味する。ツールと略す。グランツールと総称されるヨーロッパを代表する自転車プロロードレース三大大会の一つである。
アルプスとピレネーの山岳地がコースに毎回組み込まれるため、標高差2000メートル以上に及ぶ過酷なレースとなる。プロの自転車競技として、出場者数、賞金額ともに世界最大のロードレースである。沿道に詰めかけるファンはおよそ1500万人にのぼるとされ、世界約190か国でテレビ放送されています。

どれくらいの距離を走るのか?

合計23日間のうち2日間は休息日として設定されているため、レースが行われるのは実質21日間。1日1ステージで、選手たちは約2000kmの距離を走ります。
なんと、これだけの距離を選手たちは約4時間程度で走り切ります。
このような激しい有酸素運動を3週間、連日行うことは他のスポーツイベントではありえないことから、ツール・ド・フランスは地球上で最も過酷なスポーツイベントとも称されています。

歴史

フランスを舞台にした国際的規模のロードレース 。 1903年,フランス人の自転車選手兼ジャーナリストのアンリ・デグランジュが創設。以来,2度の世界大戦時以外は毎年開催されており,フランスの夏の国民的行事となっています。ジロ・デ・イタリア,ブエルタ・ア・エスパーニャとあわせて世界三大ロードレース (グランツール) といわれる。コースは周辺のベルギー,イタリア,ドイツ,スペインも含む約 3600kmで,およそ 20のステージに分けられている。1チーム9選手で,約3週間かけて走る。平坦な舗装道路から山岳地帯の急勾配の傾斜面までを走破する体力とスピードの両方が求められる過酷なレースのため,チームワークも重要視される。通算成績を毎日集計し,全ステージの総合タイム首位の選手が優勝。勝者にはマイヨ・ジョーヌと呼ばれる黄色のシャツが与えられるそうです。

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