コロナ前後で自宅の消毒剤設置率は倍増したものの、約4割は設置していない

ウイルス感染対策が当たり前になった昨今。自宅における消毒剤の設置率について調べたところ、新型コロナウイルス流行前に設置していた人の割合は26.4%。流行後は、約6割の59.6%。流行前後で自宅における消毒剤設置率は倍増していたものの、4割以上の人は自宅に消毒剤を設置していないことが分かりました。

消毒剤の設置場所については、半数を超えたのは「玄関(57.5%)」。続いて手を洗う場所である「洗面所(31.7%)」、食べ物を扱う場所である「キッチン(20.9%)」も高い割合を占めました。

ウイルス感染に気を付けている場所、「家庭内」より、「職場(20.4%)」「公共交通機関(19.4%)」と回答した人が多い

ウイルスの感染に気を付けている場所について質問した結果、「職場(20.4%)」「公共交通機関(19.4%)」と回答した人が約2割。一方で、マスクをせずに長時間過ごすことが多く、注意が必要とされる「飲食店(14.4%)」や「家庭内(6.8%)」は、1割前後という結果になりました。

意外に少ない?帰宅時に手指を消毒する人は、37.2%。

感染予防の観点から意識が高まっている手指の消毒。玄関で手指の消毒をしているのか質問したところ「する(37.2%)」と回答した人は約3人に1人。「しない(62.8%)」という回答が6割を超えました。ウイルスを家庭内に持ち込まないためには玄関での消毒が重要とされていますが、実際のところ比較的多くの人が玄関では、消毒をしていないことが明らかになりました。

【調査概要】
・調査方法:WEBアンケート調査
・調査テーマ:玄関における手指の消毒に関する調査
・調査対象者:全国の20代から50代の男女500名
・調査実施日:2020年11月13日~18日
・調査主体:サラヤ株式会社

サラヤ株式会社担当者コメント

「手指の消毒に関する調査」によって、まだ6割以上が玄関消毒をしていないという実態が明らかになりました。今回の調査結果を受けて、サラヤ株式会社の担当者が、玄関における消毒の有効性について語りました。

【コメント詳細】
新型コロナウイルスの感染が拡大する中で、意識したいのは「家庭内にいかにウイルスを持ち込まないか」です。感染経路が特定できた子どものおよそ8割が家庭内で感染しており、そのうちの約4割は父親、約3割は母親からの感染というデータ(※1)もあります。
もちろんハンドソープでの手洗いも重要ですが、帰宅してから洗面所に向かうまでに、つい家の中の様々なところに触れてしまうもの。だからこそ、帰宅してすぐのタイミング=玄関でしっかりと手指を殺菌・消毒することが大切です。
「玄関消毒」は、自分のみならず家族を守ることに繋がります。

(※1)出典:公益財団法人 日本小児科学会
「COVID19 日本国内における小児症例」(2020年11月12日アクセス)
※任意登録が終了した報告数であり、最新の国内小児COVID--19症例数を示しているわけではありません。
※10代後半の患者の登録数は実際の割合よりも少なくなっている可能性が高いと考えられます。

帰宅したらまず、玄関で消毒を!

この調査では、4割以上の人は自宅に消毒剤を設置していないことや、帰宅時に手指の消毒を行っている人が意外と少ないことなどがわかりました。油断を許さない状況が続いていますので、毎日の感染対策をしっかり行いたいですね。

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