風邪やインフルエンザの予防をおさらいしましょう!

季節の変わり目は気温の変化が激しく、体調管理が難しくなりますね。コロナに加え、風邪やインフルエンザも気になる季節になりました。

風邪やインフルエンザの原因のはウイルスの感染によるものがほとんどです。軽い風邪であれば数日で治ってしまいますが、炎症が広がると別のウイルスや細菌に感染してこじらせたり、合併症を引き起こしたりするケースもありますから、普段からウイルスへの備えを習慣づけるなどして、予防につとめることが大切です。いまからしっかり予防法をおさらいしておきましょう。

基本はうがい、手洗い!

基本的なウイルス対策は、やはりうがいと手洗いです。

例えば、風邪をひいている人が身近にいると、くしゃみなどの飛沫に含まれるウイルスが気道内に入ることがあります。さらに粘膜に付着・増殖すると、風邪の症状が現れます。外出から帰ったら、必ずうがいをすることで、口やのどに付着したウイルスを洗浄することができます。

ちなみにうがいをしている場合は、うがいをしない場合に比べて風邪の発症率が4割減少したとのデータがあるそうです。殺菌・消毒成分を配合したうがい薬を活用する方法もありますが、のどの粘膜を守っている常在菌を殺菌してしまうおそれがあるとの考えもあるので、水で十分だそうです。

また、風邪のウイルスは、手を介して感染することがありますから、うがいとともに手洗いを必須です。ハンドソープで60秒間もみ洗いをした後、流水で15秒すすげば、残存ウイルスを約0.001%に減らす効果があるそうです。

手を洗うときは、爪の周囲や指と指の間、手首なども忘れずに洗うようにしましょう。また、水が使えない場所では、手指消毒液を活用するのもおすすめです。

すっかりお馴染みになったマスクの着用

もはや常識になってきたマスクの着用。満員電車などで不特定多数の人に近づく場合、もしくは、風邪をひいている人の看病などでせき・くしゃみの飛沫を浴びる可能性がある場合、しっかり予防対策になります。

マスクを装着するときは顔にフィットするサイズを選び、鼻からあごまできちんと覆って、顔との間にすきまができないよう調節を。万が一、ウイルスを含んだしぶきを浴びてしまったときは、マスクの表面には触れず、耳付近のゴムひもをつかんで外して、手洗いをしましょう。

水分補給に室内の加湿を徹底

のどの粘膜を適度にうるおし、すこやかに保つことで、ウイルスの侵入を防ぐことができます。また、空気中に漂うウイルスは、乾燥した環境で長時間生存することがわかっているので、加湿器などを利用して、室内の湿度を50~60%に保つよう工夫しましょう。

特に乾燥が気になるオフィスでは、こまめにお茶や水を口に運ぶ、デスクにポータブル加湿器や観葉植物を置くなどして湿度を保つとよいでしょう。

一番大事なのは健康的な身体!

最後にはなりましたが、一番大事なのはウイルスに負けない健康的な身体を作ることです。

例えば、寝不足が続くと、身体の抵抗力も下がってしまいます。日頃から十分な睡眠をとり、規則正しい生活を心がけましょう。1日20~60分の有酸素運動など、疲労を後に残さない程度の運動習慣を持つことも、身体の抵抗力を高めるのに役立ちます。

食事面では、1日3回の食事でビタミン・ミネラルなど幅広い栄養を摂取しましょう。特に、ニンジンやかぼちゃなどの緑黄色野菜や卵に多く含まれるビタミンA(β-カロテン)には、皮膚や粘膜を正常に保つ働きがあります。

とはいえ、どんなに予防していても、完璧にとはいかないのも事実です。なんとなく身体がだるい、のどや鼻に違和感があるなど、風邪の前兆らしい症状がある場合は、睡眠をしっかりとり、安静に努めることが一番です。夜更かしや過労、過度な飲酒などはできるだけ控えるようにしましょう。

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