「コーヒー」を毎日飲むことで得られる効果

ダイエット効果

「コーヒー」には、意外にもダイエット効果が期待できます。これはコーヒーと自律神経に深い関わりがあるためです。自律神経には交感神経と副交感神経があり、食欲は交感神経でコントロールされています。コーヒーを飲むことで交感神経が強く働き、脳からの指令で脂肪代謝へ働きかけることで、脂肪燃焼を高める作用が期待されています。

若さのサポート

「コーヒー」には、ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸が含まれています。ワインやココアにも含まれるクロロゲン酸には抗酸化作用があり、老化の原因となる活性酸素を抑制する働きがあります。そのため、しわやたるみ、シミなどの対策につながります。

脳を活性させる

「コーヒー」には、注意力の低下を回復させる効果も期待されています。クロロゲン酸を摂取した後の方が認知機能テストの成績が良好であったという結果も出ているそうです。

リラックス作用

「コーヒー」の香りには脳をリラックスさせる作用があり、香りをかぐことで、リラックス状態の脳に現れるα波が増加することが判っています。コーヒーでリフレッシュできるのは、味はもちろん、深く香ばしいコーヒー独特の苦味と香りが安らぎを与えてくれていたんですね。

また、コーヒーの種類によっては目覚めをよくするものや、リラックス効果をもたらすものがあります。

胃の働きを活発にする

カフェインには、胃壁に適度な刺激を与えて胃酸の分泌をうながし、消化を助ける働きがあります。ただし、空腹時に飲んだり、飲み過ぎると胃酸過多の原因となって、胃が荒れてしまうこともあるため、飲む量には十分注意しましょう。

「コーヒー」を飲みすぎておこるデメリット

「コーヒー」のデメリットは飲みすぎによるものです。カフェインは、神経を落ち着かせる作用があるアデノシンという物質と構造が似ており、アデノシンの代わりにアデノシン受容体に取り付いてしまいます。カフェインによって本来の神経を落ち着かせるという働きが妨害されるため、神経が興奮するのです。

カフェインの過剰摂取により神経がたくさん刺激されることで、めまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、吐き気などが現れることがあります。

「コーヒー」は適量を摂取しましょう!

「コーヒー」は適度に摂取すればよい効果が期待できますが、たくさん飲めばよいというものではありません。適量を守って摂り入れることが大切です。

カフェインが身体にもたらす影響については個人差が大きいため、一日あたりの明確な上限量は決められていないそうです。一般的には一日あたり3〜4杯程度を目安にしましょう。

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