手足の冷えが気になる前に、身体の内側からもケアしよう!

これから手足の冷えが気になる季節になりますね。こんな時、外側から温めるのはもちろんですが、内側からのケアも大事になってきます。こんな時に効果的な栄養素は「ビタミンE」です。

抗酸化作用にオススメの「ビタミンE」

「ビタミンE」の働きのひとつが、血流をうながしてくれることで、肩こりや冷えを和らげてくれます。さらに、活性酸素から身体のサビを防ぐという役割も見逃せない働きです。とくに細胞膜はタンパク質と脂でできていますが、この脂が活性酸素の攻撃にさらされることがあります。そのとき、脂に溶けるビタミンであるEが膜と膜の間にスルリと入り、しっかり防御。細胞膜が傷つかないよう守ります。

このことは、冷え解消にもひと役かってくれると考えることができます。冷えがひどい人は貧血で鉄が不足しているケースが少なくないからです。

鉄は、全身の細胞に酸素を運ぶ赤血球の材料。酸素は細胞がエネルギーを作るのに必要なものであり、熱を生み出すのに役立っています。この赤血球の膜が活性酸素により傷つけられてしまい、貧血になっているケースもあります。そんなとき、赤血球の細胞膜を守ってくれるのが「ビタミンE」なんです。サビを防ぐ力は、当然、肌細胞にもいえることで、シミやシワなどといったエイジングを防いでくれるのは嬉しい効果です。さらにホルモンバランスを整え、生理不順などに婦人科系に働きかけてくれます。

おやつを食べるとき、「ビタミンE」も一緒に!

「ビタミンE」はうなぎやアボカド、魚卵などに多く含まれますが、比較的取り入れやすいのはアーモンドやくるみといった“ナッツ”類ではないでしょうか。

たとえば、チョコレートが食べたくなったとき、一緒にアーモンドを摂り入れたりすると良いですね。おやつを楽しみつつ、ついでに「ビタミンE」も摂取できます。

最近ではコンビニでも、ナッツを使ったヘルシーなおやつが増えていますから、糖質が多いものもあるので、そこだけ注意しましょう。

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