お店でよく見かけるドライフルーツですが、たしかに美味しいですよね。栄養価が高く、コンビニやスーパーでも手軽に買える食品として、いまドライフルーツが注目されています。多様な種類を揃える専門店も登場していますね。一方で「カロリーが高いし太るのでは?」と心配する声もあるようです。そこで今回は、ドライフルーツについて調べてみました。

ドライフルーツとは
ドライフルーツは、文字通り果物を乾燥させたものです。乾燥の仕方は様々で、最も典型的な方法は昔から行われている天日干しです。その他にも砂糖による脱水、油で揚げる、フリーズドライなどがあります。

起源

木に実のなったまま、あるいは収穫した果実が乾燥して水分が抜けることで糖分が濃縮され、とても甘い食べ物になったことに始まります。それこそ大昔の話で、人間以外の鳥や動物も喜んで食べていたはずです。果実の糖分が高くなることで細菌、カビなどが繁殖しなくなり果実が傷みにくくなるために、保存性が高く、持ち運びに便利で、どこでも食べられる甘い食べ物として今の時代まで重宝され続けてきた食品です。

製造方法


昔は果実を単に乾燥させるだけでしたが、加工技術が進歩している現在では単なる乾燥だけでなく、果肉の水分の一部を糖に置き換えて(=糖置換)、糖度を高めてから軽く乾燥させる方法も行われています。また、フリーズドドライ加工のものもあります。一般的に糖度が50以上になると細菌、カビなどが繁殖しなくなります。乾燥という、水分を抜く工程だけでドライフルーツを製造すると大量の水分が失われるためにドライフルーツの果肉が硬くなります。一方、果実に糖をあらかじめ浸透させて果肉の糖度を高くしてから乾燥させると、少しの水分を抜くだけで糖度が50を超え、水分がより多く残るためにドライフルーツは柔らかくなるそうです。

ドライフルーツのメリットとデメリット

メリット
果物はビタミンなどの栄養に富む食品ですが、水分が多くかさが大きいため大量に摂ることは難しいという性質があります。その点、ドライフルーツは水分を抜くことで1個あたりの体積が非常に小さくなるので、たくさんの栄養素を無理なく摂取できます。また多くの果物は「皮」の部分に栄養素を豊富に含んでいます。生のままでは食べづらい皮も、ドライフルーツにすることで摂りやすくなります。さらに、生のフルーツに比べて、長期間の保存ができるというメリットもあります。

デメリット
栄養素の点では、生のフルーツと比べるとビタミンCは減ってしまいます。
その分は、生の果物や他の食事で補うようにしましょう。またドライフルーツはカロリーが高いと思われがちですが、これは生の時よりも体積が小さくなったことによるものです。同じ生のフルーツ1個と、ドライフルーツ1個では、カロリーはほとんど変わりません。このため100gあたりのカロリーで見ると、生の果物よりドライフルーツのほうが高カロリーになってしまうのです。食べやすいからと言って、摂り過ぎてしまうとカロリー過多になってしまうので注意が必要です。また中には加工時に砂糖や油を多く使っているドライフルーツもあり、それが高カロリーの原因になることもあります。ドライフルーツを取り入れるときは、砂糖不使用やノンフライのものを選び、少量をおやつ代わりに、という食べ方がお勧めです。

世の中には色々な商品が出回っていて、同じジャンルのもので何種類も出品されていますね。色々と選べるから楽しいと思う方もいれば、種類が多すぎてどれを選べば良いのかよく分からないという方も多いと思います。専門店のスタッフさんに聞くと、知識が豊富なので提案もしてくれて買い物も楽しいのでオススメです。

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