「善玉菌」で腸内バランスを整えよう!

腸内は大きく分けて、善玉菌・悪玉菌・日和見菌の、3種類の腸内細菌がバランスをとりながら共生しているそうです。腸内環境が良いというのは善玉菌が優勢な場合を指し、「善玉菌」が増えるような食べ物の摂取が、腸内環境を整えます。

「善玉菌」である乳酸菌やビフィズス菌を取り入れよう!

「善玉菌」であり、整腸作用に長けた乳酸菌やビフィズス菌を含む発酵食品、中でもヨーグルトは毎日の食事で摂取しやすく、腸内環境を整えるためにも非常に有効です。また、善玉菌を増やすためにヨーグルトを摂る場合には、乳酸菌やビフィズス菌の種類にも注目しましょう。腸まで善玉菌を運ぶには、プロバイオティクスという機能性ヨーグルトを選ぶのがおすすめです。ガセリ菌やラブレ菌、LC21乳酸機もプロバイオティクスヨーグルトの一種です。

「善玉菌」のエネルギー源を摂取しよう!

乳酸菌やビフィズス菌を摂取して「善玉菌」を増やすと同時に、この善玉菌のエネルギー源を摂り入れることも重要です。乳酸菌などの善玉菌が活性化するには適した栄養素といえば、オリゴ糖やグルコン酸、食物繊維です。

オリゴ糖を含む食べ物にはヤーコン、玉ねぎ、いんげん、ごぼう、はちみつ等があります。また、食物繊維を含む食品には、主に淡色野菜、もち麦、たけのこなどがあります。特に豆類はオリゴ糖、食物繊維の両方を含むので、効果的に善玉菌のエネルギー源を摂り入れやすいものです。豆乳や納豆といった豆類を毎日の食生活に積極的に取り入れ腸内環境を整えるのに役立てましょう。

ヨーグルトと相性の良いバナナ、はちみつを一緒に摂ると、乳酸機・オリゴ糖・グルコン酸をいっぺんに摂取できます。秘訣は毎日続けて摂取するのことなので、継続して食べられるようなメニューを取り入れましょう。

“植物性乳酸菌”で腸内環境を向上!

乳酸菌にも動物性と植物性の2種類があり、乳牛などのミルクから作られるチーズやヨーグルトに含まれるものは「動物性乳酸菌」と呼び、漬物や味噌、醤油といった植物から摂れる乳酸菌を「植物性乳酸菌」といいます。

牛乳から作られる食品は普段の生活で食べる機会も多く、知らず知らずのうちに「動物性乳酸菌」を摂取していますが、実は動物性乳酸菌は胃酸などの強い酸性に弱く、胃を超えて腸まで届くのが難しいというデメリットがあります。これに対して「植物性乳酸菌」は、胃酸などの消化液にも比較的強く、生きたまま腸まで届くという優れた特徴があります。植物性乳酸菌の代表格であるすぐき漬やぬか漬け、キムチといった漬物。そして日本人の食生活には欠かせない大豆を加工して作られる、味噌や醤油も重要です。

また、納豆の納豆菌が善玉菌を増やすので、腸内で大活躍してくれます。こういった動物性や植物性の乳酸菌、ビフィズス菌や食物繊維、オリゴ糖を含む食品を積極的に摂ると、腸内細菌のバランスを整えるので良好に保ち続けることができます。

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