はじめに

みなさんはファウストボールという競技をご存知でしょうか?
世界にはいろんな競技がありますね。
そんないろんな競技の1つにファウストボールという競技がありますね。
このファウストボールとはどんな競技なのか、
今回は少しですがファウストボールについて紹介したいと思います。

ファウストボールの歴史

ファウストボールは、ドイツ発祥のスポーツで
ファウストとは、ドイツ語で「拳」を意味します。
ドイツ語で「Faustball」、英語では「Fistball」と
表記します。
ファウストボールの歴史は古く
紀元前240年頃のローマ帝王が歴史書にも
触れており、世界でもっとも古いスポーツの
ひとつと考えられています。

バレーボールの原型と言われており、
「ドイツ」「オーストリア」などヨーロッパを中心に
盛んに行われています。 他にも南米やアフリカ
最近ではアジア地域でも広がりつつあります。


ワールドゲームズの公式競技にもなっており
4年に1度、世界選手権も開催されています。
(女子は2年に1度、開催されてます。)

日本では1998年に協会が設立。

2001年のワールドゲームズ秋田大会で
日本で初めて、ファウストボールの公式戦が
行われました。

協会では、世界選手権やヨーロッパ選手権などに
選手を派遣。 男子は2003年の世界選手権、
女子は1999年のヨーロッパ選手権で初勝利を
挙げています。

ルール

コートの広さは縦50M×横20Mで芝のコートが
一般的です。
大きさは50Mプールとほぼ同じ大きさです。
インドアの場合は縦40M×横20Mです。

コートの中央にあるストリング
(ネットの代わりのひも状のもの)を
挟んで5人対5人で対戦します。
ストリングの高さは、男子は2M、女子は1.9Mです。



試合は1セット11点の5セットマッチ。 
先に3セットを取ったほうが勝ちになります。
ポイントはラリーポイント制です。

10-10のデュースの場合は、先に2点差をつけた
ほうがそのセットの勝ちになります。
14-14の場合は先に15点を取ったほうが
そのセットの勝ちになります。

世界選手権や国際大会の決勝などは
1セット11点の7セットマッチ。4セット先取に
なります。

試合はストリングから3M離れたところにある
サービスラインからのサーブで始まりまり、
3回以内で相手コートに
ボールを返します。返せないときは、相手のポイントとなります。 
ボールを扱えるのは片手のみで
アタックを打つ時は「拳」のみしか使えません。
ここにファウストボールの名前の由来があります。 
3回以内でボールを返す時に、ボールを
それぞれワンバウンドさせることができます。

サーブ権はポイントを取られた側になります。

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