はじめに

みなさんはソサイチという7人制のサッカーをご存知でしょうか?
サッカーと違い、フットサルとも違い。
そんなソサイチとはサッカーとどう違うのでしょうか。
今回はそんなソサイチについて紹介したいと思います。

ソサイチ

ソサイチとは、1950年代頃にブラジル・リオデジャネイロで発祥した7人制サッカーで、『社交的サッカー』を意味する『Football Society(ポルトガル語ではFutebol Society “フッチボウ ソサイチ”と発音する)』がその語源である。

ルール

◆試合時間
大会では、待ち時間を極力少なくするために、1試合あたり7分ハーフや10分1本のランニングタイムで行います。
◆ピッチサイズ
原則的に下記規格に沿ったピッチで行います。
縦45m~55m × 横25m~35m
ペナルティーエリアは
ポストから左右に5m~8m
ゴールライン中央から縦に8m~10m
ゴールサイズ
ジュニアゴールと同サイズ(幅5m × 高さ2.15m)のものを使用します。
◆ボール
ソサイチ専用のローバウンド5号球を使用します。
◆選手数
ゴールキーパーを含めた7人制でおこないます(ピッチのサイズによっては8人制でおこないます。)
最少催行人数は、7人制であれば4人、8人制であれば5人となります。それ以下の人数の場合は、不戦敗とさせていただきます。
◆キックオフ
キックオフの際、守備側の競技者はハーフウェイラインから7m離れます。※8人制の場合は8m離れます。
◆オフサイド
ソサイチではオフサイドルールは適用されません。
◆ゴールクリアランス
ゴールクリアランスとはサッカーのゴールキックに相当します。ソサイチではゴールキックの代わりにキーパーがボールを手で投げます。味方の選手は自陣ペナルティエリアの外でボールを受けなければなりません。
自陣ペナルティエリア内でボールを受けた場合はやり直しとなりますが、繰り返される場合は遅延行為として警告の対象となります。
ゴールクリアランスはアウトオブプレー時のみ適用されます。
◆選手交代
交代をレフェリーに申し出る必要はありません。インプレー中でも交代は可能です。
交代は ベンチ前の「交代ゾーン」でのみ可能です。
ピッチ内にいる選手がピッチ外へ完全に出るまで、代わりの選手がピッチ内に入ることはできません。違反した場合は、ピッチ内に入った選手が警告の対象となります。

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