私が子供の頃、夏は良く外遊びをしましたが、今年の夏はコロナウイルスの影響で思うように外出出来ないかもしれません。今年の夏は、今までの日常どうりの過ごし方ができないかもしれません。ですが、夏は大人でも十分気をつけなければならない危険性がたくさん潜んでいます。ですが自分の体調について自覚症状を持てない、自分の異変を上手に伝えられない子どもは、大人よりも重篤なダメージを受けてしまいがちです。

危険①水の事故

10~20センチ程度の浅い水深でも、うつぶせで転んで窒息する恐れがあります。また、息継ぎがうまくできない子どもが大量に水を飲みこむと、腎臓で水分を処理しきれずに低ナトリウム血症を起こし、命に関わることもあるそうです。子ども自身が溺れていることに気づかない、何が起きているかわからないために、助けを呼ぶことができないという事も考えられるので注意しましょう。対策として、
1.底が滑りやすいビニールプールは滑り止めを付ける
2.浮き具等を使用する場合は大きすぎないものを選ぶ
 ※転倒時、起き上がる際の妨げになる場合があります。
3.複数人での監視を徹底する

危険②紫外線

幼少時に紫外線を多く浴びるほど、大人になって皮膚ガン、シミやシワになりやすいと言われているそうです。対策として、
1. 帽子を必ずかぶる
ツバが7cm以上なら、顔への紫外線が60~70%防げるというデータも。首のカバーも有効のようです。
2. 外遊びの時間に注意し、日陰を活用する
影が短い昼時は特に注意が必要。日陰では約50%の紫外線を防ぐと言われていますので、上手に利用しましょう。

危険③ 夏風邪

夏風邪は屋外と屋内の温度差などにより免疫が低下したタイミングで、風邪のウイルスに感染することでおこります。代表的なものに、手足口病やプール熱などがありますが、うがい、手洗いの徹底で予防ができます。プール熱はタオルの共有や、目からのウイルス感染もあるので、タオルの共有を避け、目を洗う等の予防策が有効のようです。

危険④ ヤケド

鉄製の遊具や砂場、地面などは、直射日光に温められてかなり高温になっていることがあります。それにうっかり触ってしまうと、子どもがヤケドを負ってしまう危険性があります。地面を裸足で歩かせない、外遊びの時間を工夫するなど対策をするとともに、危ないと感じる遊具等には、近づかせないよう注意しましょう。

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