緊急事態宣言も解除され、飲みに行く機会も増えると思います。自宅であまり飲まない方は久しぶりに飲むと酔いも早く回るので気をつけたいですよね。また、社会人になるとお酒を飲む機会が増え、お酒の飲み過ぎで失敗してしまった方も多いのではないでしょうか?今回は、お酒を飲む機会が多い方に向けて、酔いにくくするポイントや二日酔いの対処法をまとめました。

二日酔いの原因

二日酔いは、お酒の飲みすぎが原因で起こる症状のこと。
肝細胞で有害物質であるアセトアルデヒドが分解されないことや、脱水、胃や腸の障害によって二日酔いが起こると言われています。代表的な症状は頭痛ですが、その他にも吐き気や胃痛、胸焼けなどの症状も現れることがあります。適度な飲酒は血行促進などに繋がりますが、飲み過ぎはカラダ負担をかけてしまいます。アルコール健康健康医学協会では、アルコール摂取量の目安をビールなら中びん1本(500ml)、日本酒なら1合(180ml)、焼酎なら0.6合(約110ml)、ワインなら1/4(約180ml)と述べているそうです。あくまでこのアルコール摂取量は目安なので、もちろん個人差があります。
色んな種類のお酒を飲むことを「お酒のちゃんぽん」と言いますが、この飲み方は
悪酔いをしやすいと言われています。
しかし、色んな種類のお酒を飲んだことが原因で悪酔いするのではありません。お酒の種類を変えながら飲むと味が変わり飲みやすくなるため、気づかぬうちに飲んだ量が増えて悪酔いへと発展するのです。色んな種類を飲んだことが原因ではなく、ただ単に飲み過ぎが原因です。

飲酒中の注意点

① アルコールの入っていない水分を摂りながらお酒を飲むこと。
お酒の場が楽しくなるとお酒がどんどん進みますが、お酒とお酒の間にお水を飲むようにすると二日酔いの軽減に繋がると言われています。お酒を飲むとトイレが近くなる現象からわかる通り、アルコールには利尿作用があり、脱水症状により頭痛を引き起こす場合があります。これを防止するには、お酒を飲んでいる時もお水を摂るようにしましょう。

② お酒を飲みながらのタバコは控えること。
喫煙者の多くは、お酒を飲むとタバコを吸いたくなる衝動に駆られます。
しかし、タバコはタールやニコチンを分解するため体に負担がかかります。
お酒を飲みながらタバコを吸うことで、お酒の量も増え、二日酔いになりやすいと言われているので注意が必要です。

③ おつまみはタンパク質や野菜を選ぶこと。
お酒を飲む時のおつまみで、二日酔いを防ぎましょう。おすすめは、タンパク質や野菜。タンパク質は胃の粘膜をはり、腹持ちもよくアルコールの摂取量を減らすことができます。飲んでいる最中には、唐揚げなど脂肪分の多いものは控えめに。脂肪分が多い食事をとると、消化の際に肝臓に負担がかかりアルコールの代謝が弱まります。野菜でビタミンCを摂りながら、低脂肪・高タンパク質のつまみを選ぶのがポイントです。
一番いい二日酔い対策は、お酒の量をおさえることです。

二日酔い時の対処方法

① スポーツドリンク
固形物が食べられないほど辛い時は、飲み物で対処する方法が良いでしょう。まず起床したら水分を摂るようにしましょう。お水でも良いのですが、できるなら塩分や糖分が含まれているスポーツドリンクがおすすめです。脱水症状になっているので、効率よく吸収できるためです。

② しじみのお味噌汁
しじみが二日酔いによいという話を聞いたことがある方も多いかもしれません。しじみには、アミノ酸の1種である「オルニチン」が含まれています。このオルニチンは、肝臓の働きをサポートすると考えられています。二日酔いで食欲がない時は、しじみ入りのお味噌汁がおすすめです。

③ 大根
大根には、消化酵素「アミラーゼ」が豊富に含まれています。アミラーゼは、消化を促進し、胸やけや胃もたれに作用すると言われており、二日酔いにはおすすめの食材です。アミラーゼは熱に弱く、生で食べるのがよいとされています。大根おろしでいただきましょう。

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