初めての一人暮らしの部屋探しでは何を基準にすればいいかわからない

一度でも一人暮らしを経験していると、自分に必要な部屋の条件が分かりますが、初めての一人暮らしだと何を基準にすればいいかわからないですよね。最初の一人暮らしで失敗したくはないという気持ちもあるかと思います。

親や友達など周りに一人暮らしの経験者がいない場合、誰に聞けばいいか分からないことでしょう。でも心配ありません。本記事のように一人暮らし経験者が書いた記事を参考にすれば上手に部屋探しができます。

一人暮らしの部屋探しのコツは出し惜しみするようなものでもないので、筆者が実際の一人暮らしの経験から得た部屋探しの心得を伝授したいと思います。

初めての一人暮らしの部屋探しを失敗しないための7個の心得

●早めに部屋探しを始める

物件選びで失敗すると、次の引っ越しまで我慢して生活することになります。時間がない中で急いで部屋探しをすると、住んでから後悔するかもしれません。

良い物件との出会いはタイミングがあるので、早めに探し始めると希望の条件に合う物件に出会える可能性が高くなります。いつ条件の良い物件に空きが出るか分からないので、部屋探しの期間を長めに予定しておくとよいでしょう。

●築浅にこだわりすぎない

築年数がそこそこ経過していてもリフォームやリノベーションで綺麗になっているマンションもあるので、築浅だけが良いとは限りません。新築や築浅は外装も内装も綺麗なので築年数が浅い物件にこしたことはありませんが、こだわりすぎると良い物件を見逃してしまいます。

築浅で家賃が安い物件に出会えるのがベストですが、そうした物件は人気が高いので空きが出てもすぐ次の入居者が決まってしまうことがほとんどです。掘り出し物の物件を探すなら築浅にこだわりすぎない方がよいでしょう。

また、家賃が相場より高めの築浅の物件より、築年数が経過しているものの綺麗にリフォームされている物件の方が家賃を抑えられるかもしれません。築浅かどうかだけで判断せず、リフォーム済みの物件も含めて探してみてください。

●部屋の環境だけで決めない

部屋の設備や間取りが理想的であっても、必ずしも住みやすいとは限りません。というのも、物件は部屋の環境だけでなく、建物周辺の環境込みで選ぶ必要があるからです。

これは筆者が実際に体験したことですが、家賃が安くて内装も綺麗な部屋が見つかって喜んでいたのですが、実際に住んでみるとベダンダが鳩の糞害の被害に遭って掃除するのが大変でした。住んでみないと分からないこともあるのですが、そうした環境も調査した上で物件を選ばないと思わぬ問題に悩まされるかもしれません。

●防音性は必ずチェックすべし

物件を選ぶ上で防音性は非常に重要です。隣の部屋との壁が薄いとテレビの音や話し声が聞こえるなど、生活音が漏れ聞こえることがあります。

防音性が低い部屋は自分の生活音が隣の部屋に漏れ聞こえないようにと気を遣うので生活しにくいです。隣の住人の騒音に悩まされることもあるので、トラブルを避けるためにもあるていどの防音性を持っている物件を選ぶことをおすすめします。

●防犯設備や防犯環境を必ずチェックすべし

一人暮らしの部屋は空き巣に狙われないだろうと油断していてはいけません。空き巣は一人暮らしの部屋にも侵入してきますし、女性の場合はストーカーに侵入される恐れもあります。

仮に空き巣に入られて何も盗られなかったとしても、他人に侵入されたという恐怖心が根付いてしまうことでしょう。実際に筆者の友人が一人暮らしをしているときに空き巣に入られた経験があり、金銭等は盗られなかったものの、部屋に帰るのが怖くなったと話していました。

このような怖い思いをしないためにも、防犯設備をチェックした上で物件を選んでください。

オートロックやモニター付きインターホンといった防犯設備はもちろんのこと、郵便受けの形状も要チェックです。郵便受けに手を入れて郵便物を盗まれることがあるので、隙間に手が入らないか確かめておいた方がよいでしょう。

●自分の生活スタイルに合った部屋を探す

部屋に生活を合わせるのではなく、自分の生活スタイルに合った部屋を選ぶことが大事です。生活しやすい部屋を選ばないと、住みづらさを感じて早々に引っ越ししたくなるかもしれません。

憧れの生活スタイルがあるかと思いますが、それが自分に合わないと辛くなってきます。無理して合わない生活スタイルを続けるのはしんどいものです。

たとえば、高層マンションの上階に憧れて住んだものの、昇り降りが面倒に感じたり、風のせいでベランダの洗濯物が干しにくかったりといったデメリットに生活のしづらさを感じるかもしれません。デメリットを理解した上で選ぶのならよいのですが、生活スタイルのへの憧れだけで選ぶのはリスクがあります。

●100点満点の部屋を探さない

極論を言うと100点満点の部屋は存在しません。一から自分の理想通りに設計したのなら別ですが、既存の物件で100点というのは難しいです。

100点に近い物件はあると思いますが、条件を完璧に満たす物件だけを探していると90点くらいの良い物件を見逃してしまいます。それに、どこかで妥協点を決めておかないといつまでも部屋が決まりません。

条件の優先順位をつけて探すと、満足度の高い物件が見つかりやすいです。どうしても外せない条件は残しておき、優先順位が低い条件は満たさなくても支障はないくらいの気持ちで探した方がよいでしょう。

快適な一人暮らしを始めるためにしっかり準備をしよう

部屋は自分の住みやすいように工夫できますが、物件自体の良し悪しは変えられません。言わば一人暮らしは部屋探し段階から始まっていて、スタートでつまずくとその後の生活まで支障が出てきます。

快適な一人暮らしを始めるためには、しっかりと準備をすることが大事です。本記事で紹介した心得を覚えておけば、初めての一人暮らしでも何を基準に部屋を選べばいいのかが分かるかと思います。

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