岩手県の地ビール
豊かな香りや深いコクなどで人気の地ビールは、岩手県内では現在「銀河高原ビール」をはじめ「ベアレン」「盛岡ミニブルワリー」「いわて蔵ビール」「遠野麦酒・ズモナビール」の5社が醸造・販売を行っています。
はじめに
岩手県といえばわんこそばや盛岡冷麺など有名ですね。
そんな岩手県での地ビールを今回は紹介したいと思います。
東北地方ならでは美味しい地ビールを是非試してもらいたいですね。
いわて蔵ビール
1995年に岩手県一関市地元企業5社で立ち上げた協同組合が開発した地ビール。蔵ビールのこだわりは地産地消。地元の農家や農協と契約してビール用麦の栽培、麦芽の加工を行っています。地元産でまかなえないスペシャルモルトやホップは遺伝子組み換え作物を厳しく制限するドイツやチェコ、イギリスから産地メーカーを指定して取り寄せているといいます。また、蔵ビールの主原料以外では、岩手県一関市原産のブルーベリー、岩手県衣川村産の大麦など、 地元特産品を使用した発泡酒の開発にも余念がありません。
ベアレン
100年前の仕込み釜や、麦汁冷却糟・クールシップやリンスクーラーなど、本場ドイツの設備を使っている「ヴィンテージ・ブルワリー」。ヨーロッパの伝統的な製法によるクラシカルなビールを造っています。定番ビールは、コクのある深い味わいが特徴のクラシック、控えめな苦みでまろやかなドイツスタイルの黒ビール・シュバルツ、ふくよかな味のドイツのオールドスタイルビール・アルトの3種。他にも岩手県産のりんごがたっぷり入ったフルーティーなアップルラガーや、豊かなコクと小麦の香りが広がる冬のヴァイツェンなど季節限定ものも豊富です。
銀河高原ビール
「ビール純粋令」とは、1516年にバイエルンのヴィルヘルム4世が布告した法律で「ビールは、麦芽・ホップ・水のみを原料とする」と定めています。
銀河高原ビールではこの「ドイツ純粋令」に基づき、「工業製品」ではなく、「自然食品」としてのビール造りを目指して、ビールの原材料を「麦芽、ホップ、水」のみで造り続けています。
日本の酒税法では「ビール」に何種類かの副原料が認められており、
「米」や「コーンスターチ」なども使われているのが現状です。麦芽100%、副原料なしの「銀河高原ビール」と飲んでいただくと、麦芽由来の穀物の甘みや、旨味がしっかり感じられることでしょう。
他にも
岩手県には地ビールを作っているところもあります。
是非岩手県の地ビールを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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