はじめに

みなさんはチュニジアという国の印象はどんな感じでしょうか?
良くサッカー日本代表と試合をしているイメージもありますね。
なかなかチュニジアのイメージがわかないかもしれませんが、
魅力あふれる8つの世界遺産があります。先住民ベルベル人が暮らす洞窟住居マトマタ、ローマ軍と果敢に戦ったカルタゴ遺跡、ローマ人が築いた建築物の数々。チュニジアは多彩な歴史が入り交じりモザイクのような歴史を持つ国とも称されています。

セルティア

製造元はSFBT(Societe Frigorifique et Brasserie de Tunis)社。フランス保護領下の1889年に創業し、1979年に民営化しました。ビールをはじめミネラルウォーターや炭酸飲料を製造し、現在、農産物加工業では同国首位、民間企業としては第4位の規模を持っています。1925年に誕生した銘柄セルティアの他に、ドイツのベックスやレーベンブロイなど国外ブランドのビールをライセンス生産しています。

ビールの種類としてはラガー。アルコール度数は5度。イスラム教国らしく、ノンアルコールのセルティアも製造しています。味は南国のビールなので軽いものを想像していたのだが、意外にしっかりしています。コクがあるモルト特有の風味が印象的です。その軽すぎず重すぎないバランスは、羊肉を中心に対岸のイタリアや地中海沿岸のギリシア、トルコ料理などの影響を受けた同国の味付けを上手く引き立ててくれています。

チュニジアは飲酒可能とはいっても本来はイスラム教国。どこでも購入できるわけではない。取り扱えるのはライセンスを所持する商店・レストランなどで、公の場で堂々と飲むことは憚られる。

チュニジアでのアルコール購入の注意点

アルコールをチュニジアで購入する際に気を付けるべきことを書いておきます

◆ムスリムの集団礼拝日である金曜日とムスリムの断食の月のラマダン中お店で酒を買うことが出来ません。スーパーでもアルコールコーナーはすべて閉められています。※飲食店で飲むことは可能です。
◆また、バーなどの大衆酒場はお店のガラスがマジックミラーとなっており、中で飲酒をしている人が外から見えないようになっています。
◆外国人向けホテルや高級レストラン意外の中流レストランで飲酒をする場合は奥の部屋が好ましいです。出入り口付近は避けましょう。
◆アルコールを購入した際は必ず中身の見えない袋にいれて持ち運びましょう

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