夜中に食べると太るのはなぜ?

夜中に食べると太る。
昔からよくいわれています。
それにはこんな理由が!

人間の体は、一日24時間のうち、次のようなサイクルを刻んでいます。

●朝の4時から11時まで
体内の毒出しをする時間

●昼12時から20時まで
もっとも「消化分泌液」が出る消化時間

●夜20時から朝4時まで
午後に消化したものの栄養を吸収する時間

このうち、夜20時からは、栄養が全身にまわり、新陳代謝を活発にして、肌の再生、筋肉の再生、明日の老廃物を排泄する準備をする忙しい時間です。

そのため、この時間に食べ物を入れてしまうと、消化に回らず未消化のまま吸収されてしまいます。

夜は寝るだけですから、栄養素は消化エネルギーに使われず、48時間後に体脂肪に蓄えられてしまうのです。

ただ、この48時間の間にしっかりと胃腸を休めたり、食事を軽く済ませたりすれば、調整はできます

夜中でも太りにくい食べ方のコツとは

では、実生活において、どうすれば夜中に食べても太らずいられるのか?
「食べ物選びも重要ですが、本当に大事なのは「夜中に食べると太る」という暗示をかけないことです。

ポイントは、「今日は仕事も残業したし、ご褒美として食べよう」と思って楽しんで食べること。
心配しながら食べると、脳が不快に感じてしまい、ストレスに対抗するためにホルモンの一種のコルチゾールを分泌します。」

「このホルモンは血管を緊張させ収縮する作用があるため、より血流が悪くなってしまうのです。
しかし、楽しみながら、自分を慈しんで食べると、脳が快感を感じ、幸福ホルモンを分泌します。
このホルモンは代謝を高め、血流を良くするため、消化エネルギーに変わり、太りづらくなります」

夜中に食べても太りにくい食事って?

・海苔
「おにぎりなど海苔を巻いているものはおすすめです。
海苔には炭水化物をエネルギーに変えやすくするヨウ素などが多く、基礎代謝を高める作用があるからです。」

●十割蕎麦
「蕎麦は、一般的に、そば粉100%ではなく、小麦粉をつなぎとして40%ほど使っているものが多いです。
それと比べ、そば粉100%の十割蕎麦は炭水化物が含まれないため、体脂肪になりにくいメリットがあります。
蕎麦は満腹感も得られるのでおすすめです。

付け合わせに海苔やわかめ、とろろ、梅やネギなどをのせると疲労回復効果も。夜中に食べても、朝から胃がもたれることが少なくなるでしょう」

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