免疫力の向上

水菜は緑黄色野菜ということでβ-カロテンがたっぷり。そしてビタミンCも多く、その量はレモン果汁よりも豊富です。
β-カロテンと言えば、ガンの抑制や細胞の抗酸化、免疫力アップなどの効果で有名な栄養ですね。β-カロテンには悪玉コレステロールを減らす作用があることから、動脈硬化や心筋梗塞の予防にも役立つと言われています。
さらにβ-カロテンは体内で必要な分だけが、ビタミンAに変換されます。ビタミンAは髪の健康や視力維持、粘膜や皮膚を丈夫に保つなどの効果が期待できます。

歯や骨に

歯や骨を丈夫にする成分として広く知られている「カルシウム」。牛乳などの乳製品に多いというイメージがありますが、この水菜にも多くのカルシウムが含まれていて、なんと100g当たりのカルシウムは牛乳よりも水菜の方が多いそうです。
身体からカルシウムが足りなくなると、歯や骨がもろくなり、骨粗しょう症の原因や骨折を引き起こしやすくなってしまいます。
牛乳が苦手という方は、代わりに水菜を積極的に摂取することでカルシウムを補うのも良いです。

貧血予防

水菜は100g中に2.1mgと、ほうれん草と同等もしくはやや多いくらいの鉄分を含んでいます。葉酸も比較的多く含んでいるほか、植物性鉄分(非ヘム鉄)の吸収を高めるビタミンCも豊富に含まれていますので、貧血予防や貧血の改善などに役立つ野菜と言えます。妊娠中や授乳中の食事にも適しています。
鉄分以外にもカルシウム、マグネシウム、亜鉛などを含む水菜は不足しがちなミネラル補給源として適しています。特にカルシウムは100g中210mgと野菜類でもトップクラス、牛乳の2倍近い量が含まれていますから女性に多い骨粗鬆症予防にも役立ってくれますし、カルシウム不足による精神面の不調の予防にも効果が期待出来ます。またマグネシウムは代謝に必要なほか神経伝達を正常に保つ働きなどもあり、不足すると慢性疲労や集中力の低下・抑うつ症状などを起こすと言われています。カルシウムとマグネシウムの補充は精神面の不調を緩和したり、原因不明の不定愁訴(だるさ・疲労感・倦怠感など)の改善にも効果が期待出来ます。

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