日本料理だけではなく中華料理にも多く使用されるナス。どんな効果があるのでしょうか。
日本料理だけではなく中華料理にも多く使用される他、トマトソースとの相性が良いためイタリアンにも多く使用されるなど、世界各国でそれぞれの料理になすが使われています。
生活習慣病予防
ナスニンとは、なすから抽出した「ポリフェノール」のことをいい、皮が紫色なのはこのナスニンの成分によるものなんです。
抗酸化成分であるナスニンには、「コレステロールの値を下げたり」、「活性酸素の発生を抑える働き」があるので、糖尿病や脳梗塞などの生活習慣病を予防する効果があります。
また、「血液をキレイにする」効果もあると言われているので、高血圧や動脈硬化にも予防効果があると言われています。
がん予防
ナスニンには、「アルカロイド」という成分も含まれています。アルカロイドは植物性抗がん剤にも含まれている成分で、がん細胞の増殖を抑える効果があるんです。
また、なすを調理する際に出るアクですが、このアクに含まれている「クロロゲン酸」というポリフェノールも、がんの抑制効果があるとされています。
抗酸化作用
ナスには植物に含まれているポリフェノールの一種である、アントシアニンという栄養が豊富に含まれています。
アントシアニンは、4000種類以上あるとされるポリフェノールの中でも代表的な栄養成分のひとつで、ブルーベリーやプルーンなどにも含まれています。
アントシアニンはブルーベリー多く含まれる栄養というのは知られていますが、ナスのような野菜にも含まれているんです。
このアントシアニンには、免疫力を高める抗酸化作用とともに、血栓を防いでくれる効果があります。
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