ナッツの女王とも呼ばれているピスタチオ。どんな効果があるのでしょうか。
豊富な栄養価や際立った風味からマカダミアナッツやアーモンドがナッツの王様と呼ばれるのに対し、ピスタチオは「ナッツの女王」とも呼ばれているほか、緑の宝石というロマンティックな呼び名もあります。
貧血予防にも
ビタミンB1は「疲労回復のビタミン」とも言われているように、糖代謝を活発化することでエネルギー産出を高めることから疲労回復に高い効果が期待出来ます。脳神経もブドウ糖からエネルギーを吸収しているため、ビタミンB1が不足するとイライラや集中力低下の原因となるとも言われています。このためピスタチオは肉体面・精神面両方での疲労回復をサポートしてくれると考えられています。
また鉄分含有量は100g中3mgと際立って高いわけではありませんが、鉄分からヘモグロビンの合成に必要な銅、丈夫な赤血球を作るために必要な亜鉛も含まれています。これらの成分がまとめて摂取できることからピスタチオは貧血の予防・改善に役立つナッツと言われています。
生活習慣病予防に
ピスタチオには、オレイン酸、リノール酸といった不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。
この不飽和脂肪酸には、体内の悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きあり、コレステロール値を抑える効能が期待できます。
動脈硬化や高血圧などを予防するため、生活習慣病のリスクを減らしてくれるというわけです。
ちなみに、オレイン酸やリノール酸といった不飽和脂肪酸は、ピスタチオのような種子類、オリーブオイルのような油脂類に多く含まれています。
むくみ予防に
ピスタチオにはカリウムも含まれています。
カリウムはミネラルに分類される栄養で、血液中のナトリウム余分な水分を体外に排出したり、浸透圧を調節する働きがあります。
余計な水分や塩分を排出することにより、高血圧を予防し、むくみを解消するなどの効能があります。塩分を過剰に摂りがちな現代人にとっては、なくてはならない栄養です。
ちなみに、カリウムを多く含む食品は、ピスタチオのほかに、アボカド、ほうれん草、干し梅、納豆、里芋などがあります。野菜、いも、豆類、魚などに多く含まれます。
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