ストレス軽減

笑顔によって、脳内に「エンドルフィン」「ドーパミン」「セロトニン」といったホルモンが分泌され、ストレスが解消しプラス思考になることが分かっているそうです。

エンドルフィンとは、人に強烈な多幸感を感じさせ 鎮痛作用をもたらすホルモンです。モルヒネと同様の作用を及ぼすため、別名「脳内麻薬」とも呼ばれています。

ドーパミンとは、ヤル気やモチベーション維持に欠かせないと言われるホルモンです。ドーパミンが多量に分泌されると、ストレスホルモンである「コルチゾール」の分泌が抑えられ、ストレスや鬱っぽさから開放されます。

セロトニンとは、心を平安な状態にし 心地よさや穏やかさを生み出してくれるホルモンです。セロトニンが分泌されているとストレスから解放され、一方セロトニンが不足していると 睡眠障害などに悩まされることになります。

がん細胞の減少

ナチュラルキラー細胞は、リンパ球の一種で、体の中に侵入してきたウィルスやガン細胞を攻撃し、殺してしまう細胞です。この細胞は、笑うだけで活性化されるそうです。
毎日ニコニコと笑い続けることで、免疫力を高め、病気にかかりにくくなるということなんです。
少し体調が優れなかったり、落ち込んだりしたときなどの、笑いたくないときにこそ笑顔を作ると、免疫力が上がり、体調が回復すれば、自然と気持ちにも余裕が出てきます。
このナチュラルキラー細胞活性化は、ニッと口元を引き上げた、作り笑いだけでも、効果があると言われています。脳が「今、私は笑っている=幸せだ」と勘違いするためだそうです。
また、一日にたった一度、5分間だけ幸福感に浸ったり、気分良く過ごしたりすることができれば、ナチュラルキラー細胞が増えるそうです。

美容効果

体に筋肉があるのと同じように、顔にも筋肉があります。それは表情筋と呼ばれるもので、目や口、鼻などを動かす筋肉です
顔には30種類以上の筋肉があり、それを相互に動かすことによって顔の微妙な表情を作り出すのです。細かな表情ができるのは、顔の筋肉は骨と皮膚につながっているためです。
顔の筋肉も動かさないと、弾力やハリがなくなり、たるみ、シワが増え、毛穴を目立たせる、ということにもなりかねます。
無表情でいるとそれだけ表情筋を動かさないことになり、筋肉は衰えやすくなります。笑顔を作るということは、それだけ顔を動かしているということで、自然と表情筋を鍛えていることになるそうです。

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