はじめに

みなさんはハブ茶を飲んだ事はありますか?
私も飲んだ事はありませんが、ハブとはどんな意味があるのでしょうか?
もしかして、、、ヘビののハブ?w
と思った方もいると思います。
今回はそんなハブ茶について少しだけですが紹介したいと思います。

ハブ茶とは?

「ハブ」と聞くと沖縄にいる蛇をイメージする方も多いかと思いますが、ご安心を。

ハブ茶は「エビスグサ」という植物の種子が原料であり、蛇は一切使われておりません。

このエビスグサの種子は「決明子(ケツメイシ)」と呼ばれ、古くから健康茶として中国で愛飲されてきました。

成長すると1メートル以上にもなる生命力に強い植物で、日本には17世紀ごろに伝来したとされています。

生産地

エビスグサは熱帯性のため、東北以南で栽培することができます。それより北の地域では、十分に種子を結実することができません。夏に花を咲かせたエビスグサは、10月頃には果実が茶褐色に熟し、葉も黄色くなります。この時期に全草を抜き天日で乾燥させると生薬として決明子になります。ハブ茶は決明子を焙煎することでつくられます。

効果

●便秘を解消する効果
アントラキノン誘導体は、緩下作用と大腸内の筋肉を活性化させ腸のぜん動運動[※6]を促進する働きをもつため、ハブ茶は便秘の解消に効果を発揮します。さらに利尿作用により水分も排出されるため、腎臓への負担を軽減します。また、便秘が原因のニキビなどの肌荒れやむくみにも効果があるので、お茶の代わりにハブ茶を飲用することで慢性的な便秘の改善に役立ちます。ハブ茶にはちみつを加えるとさらなる効果が期待できます。

●視機能を改善する効果
肝臓の疲れからも、眼精疲労や目の充血がおこるといわれています。ハブ茶に含まれるアントラキノン誘導体の働きにより肝臓の負担が軽減されることで、肝臓の疲労が原因でおこる眼精疲労を改善することができます。また、ハブ茶に含まれるビタミンAには視機能を改善する効果があります。ビタミンAの不足は、昼間は普通にものが見えるが、夕方薄暗くなるとものが見えなくなるという夜盲症の原因となります。これらのことから、ハブ茶には目の健康を維持する効果が期待できます。

●生活習慣病を予防する効果
ハブ茶に含まれるアントラキノン誘導体にはコレステロール値を低下させる作用があります。血液中の悪玉(LDL)コレステロールが増えると動脈硬化などの原因になります。動脈硬化になると血管の弾力が失われるため血圧が上昇し、高血圧を引き起こします。アントラキノン誘導体はコレステロール値を下げ血圧を正常に戻してくれるため、ハブ茶には高血圧に対する改善効果があります。また糖尿病に対する改善効果も期待されています。

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