カラダに良いと言われている玄米。白米と何が違うのか、どんな栄養素があるのかご紹介!
玄米は身体にいい」、ということはなんとなく知っているけれど、どうして身体にいいのか、あらためて聞かれるとよくわからない人も多いのでは。
そんな方達へ玄米のすごさをご紹介します。
玄米の健康力
1.食物繊維の不足を補える
玄米は白米の約5倍の食物繊維を含んでいます。現代の日本人は食物繊維が1日約5g不足していますが、1日3回のごはんを白米から玄米に変えるだけで、この5gの不足を補うことができる。
2.野菜不足を補える、ビタミン・ミネラルを補える
現代の日本人は、美容・健康に必要な栄養素であるビタミンやミネラルが不足気味。玄米には、ビタミンE、ビタミンB群、鉄、マグネシウム、カリウム、マンガン、亜鉛などの野菜にも多いビタミン・ミネラルが含まれます。
玄米に白米から変えるだけで、不足しがちなこれらの栄養素を補うことができます。
3.体重管理に役立つ
琉球大学医学部と豊見城中央病院が、成人男性30人を対象に玄米食を2ヶ月間摂取する試験を行い、玄米食が体重管理に役立ったというデータを発表しています。
さらに琉球大学医学部の研究によると、玄米に含まれる成分をとると、脂肪の多い食事を好まなくなる可能性があるそうです。
4.糖分が気になる方の健康に役立つ
玄米は白米よりも糖の吸収が穏やかです。糖の吸収しやすさを示すGI値(グリセミック指数)は、白米82.5に対して、玄米は58.7です。
また、白米食をしたグループと玄米食をしたグループを比較すると、玄米食をしたグループのほうが、健康状態がよいというデータも発表されています。
5.脂肪が気になる方の健康に役立つ
脂肪が気になる男性30人が2ヵ月間玄米食を続けた結果、玄米食が健康に役立つというデータを、琉球大学医学部が発表しています。
6.世界の研究者、医師も注目する健康成分を含む
最近では、日本だけでなくアメリカ等の大学でも、玄米の健康成分[フェルラ酸、IP6(フィチン酸)、GABAなど]が研究され、研究結果は多くの学術論文としても発表されています。
7.美容に役立つ成分を含む
美容に役立つビタミンB6、ビタミンE、フェルラ酸などの成分が、玄米には含まれています。モデルなど美容に気をつけている方々は、白米などの精白した穀物を食べず、玄米などの未精白穀物を常食している方も多いようです。
玄米と白米の栄養比較
玄米に含まれている栄養素の多くは、精米するときに削ぎ落とされてしまいます。
玄米ごはんは、白米ごはんと比べると食物繊維は5倍、ビタミンB1は8倍、ビタミンB6は10.5倍、ナイアシンは14.5倍も含まれています。
現代人に不足しがちなビタミン・ミネラルを補うことができる、まさにスーパーフードです。
玄米から胚芽・表皮を削ったものが白米
玄米は、胚芽や表皮が残っている状態の米です。胚芽や表皮を削って精米したのが白米。玄米の胚芽や表皮には、ビタミン、ミネラル、たんぱく質など人間に必要な40種類以上の栄養素をはじめ、食物繊維、ポリフェノールなどのさまざまな健康成分が含まれています。
■玄米に含まれる主な栄養素・健康成分
ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ナイアシン、葉酸、パントテン酸、ビオチン、ビタミンE、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、セレン、たんぱく質、食物繊維、イノシトール、IP6(フィチン酸)、フェルラ酸、γーアミノ酪酸(GABA「ギャバ」)、アラビノキシラン など
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筋トレ、走ること、食べることが好きです。
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