食用サボテンもある!サボテンの意外な効果とは?
サボテンは効率的に水分を蓄えることができる植物であるため、乾燥地帯では非常に重宝されてきました。
はじめに
サボテンと聞くと暑い地域でトゲトゲした植物ですよね。
日本でも観葉植物として小さなサボテンが売られていますね。
そんな見た目はトゲトゲしているサボテンに食用のサボテンもあるそうです。サボテンにはどんな効果があるのでしょうか?
今回はそんなサボテンについてですが、少しだけ紹介したいと思います。
サボテン
サボテンは、メキシコを中心にアメリカ大陸で生まれた植物です。砂漠などの過酷な状況でも生育できる強い生命力を持つため、メキシコ北部の砂漠地帯には今でも世界で最も多くのサボテンが自生しています。
サボテンは効率的に水分を蓄えることができる植物であるため、乾燥地帯では非常に重宝されてきました。
中でも、ウチワサボテンと呼ばれる品種は重要な農作物として栽培されています。
主に果実を収穫するために栽培されていますが、葉の部分も食用とされています。
ウチワサボテンは非常に簡単に交配させることができるため、原種を特定することは困難とされていますが、紀元前9000年頃から食用とされてきたといわれています。
そして、コロンブスが新大陸に到着する時には南米ではすでに広く栽培されており、航海中の船乗りたちの壊血病予防のためにコロンブスがヨーロッパに持ち帰り、地中海沿岸地帯に広がりました。
16世紀初頭にはメキシコから地中海沿岸に渡り、現在ではメキシコやシシリア、アルジェリア、ブラジル、南アメリカ、アフリカ北部などで栽培されています。
食用サボテン
メキシコなどの南米では、ウチワサボテンは野菜の一種として食卓には欠かせないものです。ウチワサボテンの若葉をトゲが生えてくる前に収穫し、食用としています。
さやえんどうによく似た味であるといわれており、フライパンで焼いて塩こしょうで味付けしたサボテンステーキや茹でてから細かく刻み、豆腐やチーズなどと一緒にサラダにしても美味しく食べられます。またスープに入れて煮込んだり皮をむいて卵とハラペーニョと一緒に炒めるなど、様々な料理に活用できます。
サボテンを酢漬けにしたピクルスの缶詰も人気があります。
また、カクタスフルーツと呼ばれるサボテンの果実も食用とされます
効果
●むくみを改善する効果
カクタスフルーツには利尿作用があることが古くから知られており、むくみの原因となる余分な水分を排泄することが実験により証明されています。
このメカニズムは科学的には証明されていませんが、現在研究が進められています。
●美肌効果
カクタスフルーツ特有のベタレイン色素には紫外線によって発生した活性酸素を抑制する働きがあり、ビタミンCの効果と合わせてメラニン色素の発生を抑える効果があります。
さらに、豊富に含まれるビタミンCがコラーゲンの生成を促進し肌のハリが保たれることにより、しわの予防や改善にも役立ちます。
また、豊富な食物繊維により腸内環境を改善する働きがあるため、カクタスフルーツを摂取することは美しい肌へと導く働きがあるといわれています。
●便秘を解消する効果
カクタスフルーツに豊富に含まれる不溶性食物繊維は、水に溶けない食物繊維です。水分を吸収して数十倍に膨らみ、体内を刺激して余分なものを押し出す腸のぜん動運動を活発にします。ぜん動運動が活発になると、不要なものが排出されやすくなり、便通を促すといわれています。
関連するまとめ
ソフトボールをずっとやってきたので野球大好きです。
12球団のホーム球場制覇まで、残すは日ハムのみ。
日ハムの新球場完成したら観戦しに行って、12球団のホーム球場制覇してみせます!
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