きゅうりの歴史

キュウリの原産地はインド北部からネパールにかけてのヒマラヤ山麓といわれています。インドでは少なくとも3000年以上前には栽培されていて、西アジアでも紀元前に定着していたと考えられています。ヨーロッパには14世紀頃に伝わりました。日本へは10世紀頃(一説には6世紀頃)には渡来していましたが、栽培が盛んになったのは江戸時代後期になってからです。農業全書(1697年)には、「黄瓜の名は胡瓜、是下品の瓜にて(中略)都にはまれなり」という記述があり、当時はまだ地方でしか栽培されていなかったことがうかがえます。

栄養とは

●βカロティン

 淡色野菜ですが、表皮のグリーンにはβカロテンが含まれています。抗発ガン作用や免疫賦活作用で知られていますが、その他にも体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。
●カリウムを含んでいます 

 カリウムをたくさん含んでいるので、ナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に効果があります。また、利尿作用もあるので、体内の水分量を調節し、むくみの解消にも効果的だと言う事です。
●むくみに効果があります。

 きゅうりは利尿効果の高い成分を含んでおり、むくみをとる作用があります。
●身体を冷やす働き

 きゅうりには身体を冷やす働きがあると言われ、薬膳料理でも用いられます。暑い夏が旬なだけに、熱くほてった身体を冷ますのにきゅうりが役立つと言うわけです。

保存方法

◆キュウリは野菜庫に入れる

 冷蔵庫に保存する際、キュウリは冷やし過ぎるとかえって傷みやすくなります。ラップや袋に入れ、野菜庫に入れてください。
◆冷凍する場合

 どうしても長期間保存したい場合は、キュウリをスライスして塩もみし、軽く絞ってから小分けして冷凍します。解凍は冷蔵庫に移して自然解凍します。
 使い道は和え物などで、食感が損なわれているのでサラダには向きません。

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takuji

こんにちわ。
クエン酸と、テニス大好き少年です。プレーするのも、観戦するのも大好きです。
得意なのはフォアストロークです。アプローチから相手を追い込み、ボレーで決めるのが
基本的なスタイルです。苦手なのはバックです。弱点を隠し、なるべくフォアに回り込んで打つ癖で、弱点が余計に目立つようになりました。
これからも、弱点から逃げずにバックを克服していきます。

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