ビタミンDが増え、免疫力、美肌効果アップ

日光を浴びる事で得られる最大のメリットはビタミンDが生成されることです。

これによりカルシウムの吸収が上がることで、骨を強化することができます。ほかにも、さまざまな研究が行われており、がん細胞の増殖を低下させる、かぜやインフルエンザなどの感染症を防ぐための免疫力向上、糖尿病予防、筋肉の強度を高める効果などがあることが分かっています。

ビタミンDが増えることで、骨や筋肉が丈夫になり、かぜを引きにくくなるほか、重大な生活習慣病も防げるというわけです。

またビタミンDが生成されるということは、新しい肌細胞を成長させてくれます。その結果、肌荒れが改善したり、くすみを解消したりしてくれます。

紫外線が気になるから日光浴を避けている女性の方は、実は適度に日光浴もしておいた方がいいのです。

気分を安定させるセロトニンが生成される

太陽の光を浴びると、セロトニンという物質が体内で分泌されるといわれています。セロトニンとは、うつ病の人に不足しがちだとされる神経伝達物質のひとつですが、ドーパミンやノルアドレナリンなど感情に関する情報を管理し、整える働きをします。

そのため、うつ病の治療や予防に、太陽の光を浴びることが良いとされているくらいです。日常的に、気分の安定をもたらしてくれるとされています。

逆に日光を浴びてない人ほどうつ病にかかりやすいデータもあります。

家にこもりがちの人ほど、気分が沈みやすく暗いのも、このことからなのでしょうね。

体内時計を整え、血圧を下げる

日光に当たることで、交感神経が刺激されて脳が覚醒します。これも、セロトニンが大きく関わっているのですが、脳内でセロトニンが自律神経に働きかけ、夜更かしなどをしてズレてしまった体内時計を直してくれるといわれています。

紫外線は血中の一酸化窒素値に影響することが判明しています。肌が紫外線を浴びると一酸化窒素が増え、血管が拡張して、血圧が下がるのです。これにより、高血圧による脳卒中や心臓病などの予防につながります。

いかがでしたでしょうか?

日光浴ってこんなにメリットのある健康法なのです。

日光浴を行う際は一日15分程度、昼間、昼休みを利用するなどして、晴れた日は日光浴をすると良いです。冬は少し寒いですが、15分だけ顔と腕を出してみてはいかがでしょうか。

寒いときには早歩きをするのをおすすめします。適度に身体を動かすことで、眠気冷ましや脳の活性化につながり、午後の仕事にも良い影響が出るはずです。

ただし、日光浴を長時間すると、紫外線による色素沈着、乾燥、シワなどを引き起こす危険性もありますので、適度な日光浴を心がけましょう。

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