はじめに
みなさんはベビースイミングという言葉をご存知でしょうか?
言葉の通り赤ちゃんの為のスイミング教室と言ったところですね。
しかし、中には赤ちゃんを泳がせて大丈夫?ちゃんと水中で呼吸出来るの?と心配の声も多いかと思います。
今ではスイミングスクールやスポーツクラブでも、ベビースイミングがあるところも多いです。赤ちゃんを泳がせるのにも理由があるわけですね。
今回はそんなベビースイミングについて少しですが紹介したいと思います。
ベビースイミング
ベビースイミングとはおおよそ3歳未満の乳幼児に行わせる水泳です。幼い子どもであっても、短い時間であれば水の中で呼吸をとめからだを動かすことができます。これを水泳教室のようなレッスンのかたちにするところもありますね。。これは主として幼児が溺れるリスクを減らすために行われるものであります。
効果
◆運動量が得られる
水の中では水の抵抗や水圧など身体に陸上より負荷がかかり、エネルギー消費量は陸上の4倍から6倍になります。ベビースイミングのエクササイズは赤ちゃんにとって陸上の動きよりもはるかにバリエーションが多い全身運動なので、成長に必要な十分な運動量が短時間で確保できます。赤ちゃんは、たっぷり体を動かした心地よい疲労感で夜はぐっすり。食欲も増進するので離乳食もモリモリ食べてくれます。
◆筋力がアップする
筋肉は適切な負荷をかけることで強く、しなやかに発達していきます。ベビースイミングは全身の筋肉に水の抵抗という無理のない適度な負荷がかかり、発達を促進します。
◆呼吸循環系が強くなる
通常、プールの水温は30℃前後。これは赤ちゃんの体温より低い温度です。このような寒冷刺激に対して身体を守るために呼吸中枢が活性化し、血管収縮など体温を平常に保とうとする体温調節機能が活発に働きます。また、ベビースイミングで行うブクブク、パッ、など呼吸をコントロールするプログラムは呼吸機能を高めます。
このように呼吸循環系の機能が高まるので、簡単に言えば寒さに負けないカラダになる・・・つまり風邪など引きにくい丈夫な体になるというわけですね。