はじめに

みなさんはエコノミー症候群という言葉をご存知でしょうか?
私も言葉は知っていましたが、どういった症状なのかまでは詳しくは知りませんでした。旅行や出張で飛行機を使う方も多いのではないのでしょうか?今回はそんなエコノミー症候群がどのような症状なのか、またエコノミー症候群を予防するにはどうしたらいいのかを、今回は少しですが紹介したいと思います。

エコノミー症候群

窮屈な座席で長時間同じ姿勢のままでいると、血の流れが悪くなり血管の中に血のかたまりが作られ、そこに痛みや腫れが生じることがあります(深部静脈血栓症)。血のかたまりがはがれ、肺の血管につまると、胸が痛い、呼吸が苦しいなどの症状をおこします(肺塞栓症)。肺塞栓症は、程度が重いと死亡する可能性もある重大な病気です。
エコノミークラス症候群とも呼ばれますが、ビジネスクラスやファーストクラスでも起き、また、その他の交通機関でも長時間同じ姿勢をとった場合に起きる可能性があります。

危険性

次のような場合、飛行機でエコノミークラス症候群を起こす危険性が高くなると言われています。

◆4時間以上の長時間の飛行
◆短期間に頻回飛行機を利用した場合
◆高齢者
◆肥満のある人
◆最近大きな手術を受けた人
◆妊婦
◆ホルモン補充療法中の人、経口避妊薬を飲んでいる人
◆がんのある人

予防

長時間座位等による血流の悪い状態、特に下肢(足)の循環悪化を回避するには、歩行などの運動や下肢の循環を良好にするマッサージが有効で、血栓の予防にもなります。足のマッサージは弾性ストッキングの着用で代用もできます。

血液粘度の上昇を惹起する脱水を防ぐためには適切な水分の摂取が重要ですが、ビールやお茶などの利尿作用のある飲料ではむしろ脱水が助長されます。

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