遂始まったプレイオフ。
チームもファンも、シーズンとは違うテンション・盛り上がりで、より一層面白い試合になります。
そのプレイオフの1stラウンドの組み合わせを順々に紹介していきます。
まずは、イースタンカンファレンスのこの2カードです。

ミルウォーキー・バックス(シーズン1位)vsデトロイト・ピストンズ(シーズン8位)

【シーズン成績】
60勝22敗 ミルウォーキー・バックス
41勝41敗 デトロイト・ピストンズ
【シーズン対戦成績】
バックスの4戦全勝

弱者が強者を倒す。
そんなストーリーはみんなが興奮すると思いますが、この組み合わせに波乱はなしでしょう。
MVP最有力のアデトクンボを中心にリーグ全体1位で唯一60勝チームのバックス。
一方シーズン後半から勝てなくなり、最終戦でギリギリプレイオフを決めた勝率5割のピストンズ。
シーズン成績もバックスが4戦全勝のスウィープです。

バックスも怪我人が少し多い。
プレイオフ1stラウンド突破したのは、カンファレンス・ファイナルまでいった2000−2001年シーズンが最後。それ以降8回でたプレイオフは全て1stラウンド敗退。
エースのアデトクンボ自身も1stラウンド突破無しと経験不足という不安はありますが、
ピストンズがバックス相手に4勝するのは想像出来ないです。
しかも、エースのグリフィンが怪我してるので、試合でるのか。出てもどこまでのプレイが出来るかもわからない状態です。

バックスとしては楽な展開の試合をして、なるべく早く1stラウンド突破を決めて、カンファレンス・セミファイナルまでの期間を長く取りたいとこでしょうか。
予想は4-1でバックスです。

初戦は121-86でバックスの勝利でした。
ピストンズのグリフィンは欠場でした。
グリフィンがこのまま出ないとなると4戦で終わる可能性もありそうです。

トロント・ラプターズ(シーズン2位)vsオーランド・マジック(シーズン7位)

【シーズン成績】
58勝24敗 トロント・ラプターズ
42勝40敗 オーランド・マジック
【シーズン対戦成績】
2勝2敗

6年連続でプレイオフ進出のラプターズ。
2011-2012シーズン以来、6年ぶりにプレイオフ進出のマジック。
シーズン成績はお互いホームで1勝1敗の2勝2敗イーブンです。

プレイオフ進出予想した人は少なかったであろうマジック。
シーズン残り10試合ほどで勝ちまくってプレイオフを決めました。
プレイオフ進出を決めただけで、今シーズンは大成功と言えるシーズンだと思います。
初のオールスター選出となったブーチェビッチ。
まだ23歳のゴートンと、このプレイオフは経験を積むシリーズと見ればいいでしょうか。

そしてラプターズ。
シーズンは強いがプレイオフになると崩れて、レブロン・ジェームスのいるキャバリアーズ相手に、ガタガタになる。
そんな年を数年過ごしたラプターズでしたが、オフに目の上のたんこぶだった、レブロン・ジェームスがウェスタンのレイカーズに移籍。
そしてシーズン前には、生え抜きで人気のあったデローザンをトレードに出して、このオフにFAとなるカワイ・レナード獲得しチーム改革に出る。
デローザン放出してまで、1年しかいないかもしれないレナード獲得のギャンブルでました。
チーム成績は昨年と変わりませんが内容が違い、かなりいいチームになっており、とりあえずギャンブルは成功しています。
ここ数年崩れているプレイオフですが、今年はそこまで崩れるとは思っていません。
個人的にはイースタンの優勝候補だと思います。
このシリーズも波乱はなく、4-0ないしは4-1でラプターズの勝利ではないでしょうか。

と思っていたら初戦はマジックが同点の残り4秒でスリーを決めてロードの初戦で勝利を収めました。
マジックが1勝するとしたら3・4戦のホームのどっちかと思っていたので驚きです。
普通の58勝しているチームが初戦に負けてもまだ初戦だし。
と思うのですが、ここ数年のプレイオフでのグダグダのラプターズを見ているだけに、初戦負けたことで、心のどこかであれ?大丈夫?となってきました。
本日第2戦が行われますがどうなるでしょうか。

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