マカダミアナッツがアイスクリームにイノベーションをもたらす存在に

オーストラリア・マカダミア協会(Australian Macadamia Society)は、消費者はアイスクリームに対し、良質な味を望むだけでなく、自分を甘やかすご褒美としての役割を求めていると発表しました。同協会はまた、消費者を満足させるアイスクリームにはプレミアム感が重要で、アイスクリームを特別な一品にするためにはデザート作りの職人の技能に併せ、高品質な原材料の使用が不可欠であるとしました。

アイスクリームは自分へのご褒美を求める人にとって相変わらず人気の高いデザートで、くつろぎのひと時をもたらしたり、日々のストレスを忘れさせてくれたりします。健康志向が高まる一方で、新たな消費トレンドとしてマインドフル消費が盛り上がりを見せる中、消費者はより高い意識で甘いものへの欲求が満たされることを望んでいます。健康的に、そしてエシカルにスイーツを楽しむために、より厳選された原材料に魅力を感じているのです。

オーストラリアが原産国のマカダミアナッツは、ヘルシーな不飽和脂肪酸が豊富に含まれているため、心臓や脳機能の健康増進をサポートします。オーストラリア育ちのマカダミアナッツには芳醇でクリーミーな独特の味わいがあると同時に、アイスクリームそのものの味をそこなわないような繊細さも併せ持っています。そのほか、あらゆるフレーバーやコンビネーションをひき立てる万能性があり、アイスクリームに革命を起こす理想的な原材料です。

オーストラリア・マカダミア協会の市場開発マネージャー、リン・ジルケ氏は次のように述べています。「消費者がアイスクリームをより慎重に選ぶ今日、シンプルな自然の原材料を使用したスイーツに魅力を感じるようになることが予想されます。マカダミアナッツは、贅沢でクリーミーな舌触りに加え健康効果も併せ持つだけでなく、乳製品の代用品としてマカダミアミルクを用いることで乳製品を使用しない製品を作ることが可能になるほか、アイデアを活かした様々なコンビネーションが実現可能です。ゆえに、アイスクリームのレシピにおいて常識を覆す存在になる可能性を秘めています。」

2019年4月、オーストラリア・マカダミア協会はオーストラリアのバイロンベイにて「第二回 マカダミア・イノベーション・チャレンジ」のファイナリスト・イベントを開催します。このイベントは、食品メーカーや食品技術を専攻する学生を対象に、食品業界を盛り上げる革新的なフードコンセプトを開発するクリエイティブな機会となります。日本からは人間総合科学大学ヘルスフードサイエンス学科の1、2年生5人のチームが選出され、日本の伝統的食材であるそば粉とマカダミアナッツを組み合わせた、新たな味覚と健康食品の要素を持つクッキーを最終審査の場で調理・発表する予定とのことです。

オーストラリア・マカダミア協会について

オーストラリアは世界有数のマカダミアナッツ生産国であり、マカダミアはオーストラリアで4 番目に大きい輸出作物です。生産農家は700軒以上、毎年の収穫量は約5万トンにのぼり、そのうち70%を世界40カ国以上に輸出しているそうです。

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