たまに発症するその頭痛にも種類がある!?手遅れにならないようどのタイプか知っておこう
片頭痛・群発頭痛・緊張型頭痛これらが、いわゆる「頭痛持ち」の頭痛。専門的には機能性頭痛と呼ばれています。頭の血管の収縮や拡大が引き金になるものや、心身のストレスによるものなど、原因は様々です。今回はこの3つの頭痛についてみていきます。
偏頭痛
頭の片側や両側がズキズキガンガン。吐き気を伴うような頭痛が一定の期間をおいて繰り返す。
月に1~2回、多いときには週に2~3回発作的に強い頭痛が起こります。脈打つような痛みで、体を動かすと痛みがひどくなり、悪心・嘔吐をともなったり、音や光に敏感になります。20~40代の女性に極めて多く見られるのが特徴です。
群発頭痛
激しい痛みが片側の目の奥に起こります。「目の奥をえぐられるような」・「柱に頭をぶつけたくなるような」と形容されるような激しい痛みが、片側の目の奥に起こるのが特徴です。涙が出て、目が充血し、鼻水がでるなどの症状を伴います。
多くの場合、年に1~2回、期間は1~2ヶ月、毎日のように激しい頭痛が繰り返し起こります。
緊張型頭痛
肩や首すじのこりとともに、頭が締め付けられるような痛み。
毎日のようにおこる頭痛ですが、それほど強い痛みではなく、仕事や日常生活ができなくなるようなことはまずありません。
精神的、肉体的、どちらのストレスも引き金となり多くの場合「頭に輪をはめてしめつけられるような」と表現される頭痛を起こします。
早めの治療を
いつもの事だと、慣れっこにならないで、頭痛から開放されて、快適に生活を送るためになるべく早く医師に診断してもらいましょう。
そのためには、症状を正しく医師に伝える事が大切です。
1.頭痛がいつ始まったのか
2.頭痛の続く時間、頻繁に起こるか
3.どのような状況でおこるか
4.痛みの種類、どこが痛むか
5.頭痛だけでなく、他に症状があるか
危険な頭痛!
<症状>
頭をバットで殴られたような痛み、さらに、吐き気や嘔吐を伴う症状。→くも膜下出血
頭全体、特に後頭部が強く痛み、うなじが硬くなって、体を動かすと痛みが増す。そして、38~39℃の熱がでるような症状。
→髄膜炎
頭痛や吐き気にともなって手足がしびれて、感覚が鈍ったり、動かせなくなる。意識がぼんやりして、ろれつが回らないような症状。
→脳出血
頭全体や一部分の重い感じや鈍痛が徐々に悪化していき、吐き気がないのに突然吐くような症状。
→脳腫瘍
思い返すと1~2ヶ月前に頭を強く打った覚えがあり、頭痛のほかに手足の麻痺や尿失禁などがあるような症状。
→慢性硬膜下血腫
関連するまとめ
筋トレ、走ること、食べることが好きです。
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