広背筋とは

「男らしくたくましい背中」「父親の背中」などの表現があるように、男らしさを語る上では背中の大きさは欠かすことができません。がっしりとした力強い背中は男性ならではであり、筋骨隆々の後ろ姿に憧れを持つ男性は多いでしょう。
背中の筋肉の中でも特に広背筋はスタイルを決める重要な部分であるため、男らしい体を手に入れるにはトレーニングは必須です。広背筋の筋トレの方法を知り、誰もが憧れる「逆三角形の体」を目指しましょう。

広背筋上部

広背筋上部は、肩甲骨の下から脇のあたりにかけての筋肉です。
主に「腕を動かす」「姿勢をキープする」などの働きを担っており、肩周りや体幹にも大きく関係します。広背筋の上部は僧帽筋と呼ばれる肩甲骨周りの筋肉に覆われているため、いわば僧帽筋と連動して動く筋肉でもあります。
広背筋の上部は単に逞しい背中を作るだけではなく、体全体の美しいラインを作るためにも欠かせない筋肉です。肩甲骨から脇にかけての筋肉で、シャツを着たときでも筋肉の存在が見えやすく、力強い背中をアピールできます。
逆三角形は上が大きく、下が細いことが条件になるため、広背筋の上部を大きくすることが、逆三角形の体型を目指す近道になるでしょう。

●トレーニングメニュー
・懸垂、
・フロントネックプルダウン
・ワンハンドドローイング

広背筋下部

広背筋の下部は、脇の下から腰にかけて存在する筋肉です。下部の筋肉は、体の中心に位置するため、特に体幹に影響を及ぼします。
腰回りの筋肉のため、姿勢をキープする際には必須で、鍛えることで体の軸がシェイプアップされます。
太く逞しい背中を作るのが上部、引き締まった美しいラインを作るのが下部の役割だと考えましょう。
広背筋下部をしっかり鍛えることで、腰回りの脂肪が落ちるため、お腹周りもすっきりします。上半身の太さは残しつつ、中心はくびれを作るように細く絞っていくため、上部と一緒に鍛えることでスタイルもよくなり、全体のバランスも磨かれるでしょう。

●トレーニングメニュー
・懸垂
・スーパーマン
・シーテッドローイング
・ケーブルマシンプルオーバー
・ワンハンドドローイング

まとめ

筋トレの成果は一朝一夕で出るものではなく、継続して行うことが大切です。特に広背筋は大きな筋肉のため、育つまでには特に時間をかけなければなりません。しかし、時間をかけてトレーニングをすれば、理想的な逆三角形の体を手に入れることができます。
自分に合った方法で、無理なく理想的な体を手に入れる方法を模索してくれるため、トレーナーにも頼りながら、トレーニングを始めてみましょう。

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