●定禅寺通
仙台市の都心部を東西に貫く並木道で、ビルの谷間を緑の帯が彩っています。そのたたずまいは「杜の都」仙台のイメージそのもの。ブロンズ像も立てられているためちょっとした野外ギャラリーの雰囲気もあります。ここで行われる「SENDAI光のページェント」は、仙台の一大イベントのひとつ。ケヤキ並木が一斉にイルミネーションで彩られます。

●松島
平安時代より多くの歌に詠まれ、中世には霊場として栄えた松島。日本三景の一つに数えられる景勝地で、松尾芭蕉の「おくの細道」でも有名です。湾に浮かぶ約260の島々を一望できる4か所の展望名所「四大観」、岬の丘にある「双観山」、湾内すべてを正面から見渡せる「新富山」など、見事な眺望を楽しめるスポットが数多くあります。

●お釜
宮城と山形を結ぶ「蔵王エコーライン」の最大の観光スポットになっている、直径325mほどの丸い火口湖。釜状に口を開けているのでこの名前で呼ばれます。天候や太陽の光の射し方により一日に何度か湖の色が変化するため、別名「五色沼」とも呼ばれています。蔵王ハイラインの終点にある駐車場から御釜を眺める展望台にアクセスできます。

●牛タン
仙台や宮城県を代表するグルメと言っても過言ではあります。全国各地で行われるフードイベントでも必ず登場する人気グルメです。伊達の牛たん本舗や利休など、仙台市内を中心として、牛タンが味わえるお店は全国各地にあります。超肉厚な牛タンが味わえる有名店が数多くあります。
仙台の名物料理として、絶対的な地位を誇ります。肉厚で弾力がありながら、噛み切れるほど心地よい食感が特徴です。ジューシーな味わいがおいしい宮城県を代表するご当地グルメです。仙台市内には厚切りで提供するお店も数多くあり、食べごたえがあります。そんなおすすめの一品です。

●ずんだ餅
宮城県仙台市のご当地グルメです。ずんだは、えだ豆をすりつぶしたものです。宮城県や山形県では昔から食べられてきた人気の和菓子です。ずんだ餅が有名ですが、最近では、チーズケーキ、ロールケーキ、シェイクなどのアレンジメニューも登場しています。 スイーツ好きの方におすすめです。
仙台と言えば、牛タンが有名ですが、スイーツに関していえば、ずんだ餅が宮城県のご当地グルメとして知られます。最近では、宮城県仙台の名物「ずんだ」をシェイクやケーキなどにし、新しいスタイルで味わえる「ずんだ茶寮」も登場し、人気スイーツとして知られるようになりました。

●笹かまぼこ
笹の形をしたすり身を焼き上げたかまぼこは、手軽さもあり人気の一品です。宮城県の代表的な特産品もあり、旧仙台藩主伊達家の「竹に雀」の家紋にある笹からこの名がつきました。お店によってバリエーションも豊かで、宮城県を代表する名物グルメとなっています。お酒のおつまみにもぴったりです。
こんがりとしたきれいな色合いとやわらかくて歯切れがよく、食べやすいことが人気の理由です。ひと切れずつ封入されているので、おやつやおつまみとしても最適です。チーズや大葉などを練りこんだものやスモークされたものなどもあり、宮城県のおみやげとしても好評です。

●米川の水かぶり
東和町米川五日町地区に火伏せ行事として伝わる「米川の水かぶり」が、毎年2月の初午の日に行われます。当日の朝、地区内に住む男衆がわら装束に身を包み、顔に墨を塗って神様の使いとなり、各家の前に用意された水をその家にかけ回りながら、町中を南から北へと走り抜けます。男衆が身に付けているしめ縄のわらを抜き取り、屋根に上げると火伏せのお守りになるとされます。国の重要無形民俗文化財に指定されています。2018年に、ユネスコ無形文化遺産登録された「来訪神　仮面・仮装の神々」10行事のひとつです。

●みやぎ蔵王の樹氷めぐり
みやぎ蔵王の冬の風物詩「樹氷」を、暖房完備の雪上車ワイルドモンスターに乗って観賞できます。樹氷めぐりは片道約50分、往復約2時間弱（予約制）で、同乗の専門ガイドによる説明を聞きながら、「雪と氷の神秘の世界」を体感することができます。片道のキャットツアーでは、刈田岳の山頂付近から、手付かずのオフピステバーンを思う存分滑走することができます（ガイド付、スキー中級者以上が対象）。

●豊里駅前冬の蛍通り
豊里駅前通り約400mに植栽された100本ほどの銀杏並木と、陸前豊里駅にある「産直がんばる館」が、4万個もの電球を用いたイルミネーションで彩られます。「冬の蛍通り」としてすっかり定着しています。12月1日の17時から行われる点灯式では、サンタクロースから子どもたちへのプレゼントがあるほか、スープと豚汁がふるまわれます。