今シーズン予想外の躍進でプレイオフ争いに食い込む成績を残しているネッツ。
そのネッツの歴史を振り返るシリーズ。
前回はニュージャージー時代のネットを振り返って見ました。

今回はニュージャージーから、ブルックリンに移転後のネッツについて書いていこうと思います。

ニュージャージーからブルックリンへの移転

ネッツがニュージャージーからブルックリンへ移転したのが2012年。
なんで移転したのかなと思い調べて見ましたが、移転話そのものは2004年にチームを買収したオーナーが2005年に、ブルックリンに移転する計画を発表したみたいです。
ただ、資金がなく遅延してしまし、移転計画が全然進んでいなかったようです。

それが2008年ロシアの実業家が、2億ドルも出資してチームの80%を取得したことで計画が動き出し、2010年には新本拠地となるアリーナの建設が始まったみたいです。
ここはしっかり覚えているんですが、この出資者の中にブルックリン出身のラッパーのジェイ・Zもいたんですよね。
洋楽知らないんですが、すごい有名な人のようです。

ブルックリン移転で大博打に打ってでたネッツ

そんなこんなで、無事に2012-2013シーズンからブルックリンの移転が決まったネッツ。
記憶が曖昧な点もあるんですが、ブルックリンに移転する際にチームのオーナーか、出資者か忘れましたが、数年以内に優勝すると発言したんですよね。

ニュージャージー時代ラスト5年低迷していたネッツ。
低迷中のチームをすぐに強くするには、FA補強かトレード。
トレードとなれば大物獲得する際は、有望若手かドラフト指名権もしくは両方を差し出さないと成立はしません。
ネッツは例にもれなくトレードを敢行していきます。

ここからがそのトレードです。
・2012-2013シーズン前に、ジョー・ジョンソンを選手5人と2013年ドラフト1巡目指名権とのトレードで獲得。
・2013-2014シーズン前に、ボストン・セルティックスから、ケビンガーネット・ポールピアース・ジェイソンテリーを、5人の選手と2014年・2016年・2018年のドラフト1巡目指名権とのトレードで獲得。

この2つのトレードで貴重な1巡目指名権の多く失うわけです。
チームを早急に強くして優勝するとい目的であるので、このトレードも結果が伴えば成功と言えるのですが、結果を見てみると2012-2013シーズンは49勝33敗イースタン4位もプレイオフ1回戦敗退。
翌シーズンは44勝38敗プレイオフセミファイナル敗退。
その翌年は38勝44敗で負け越し。プレイオフ進出するも1回戦敗退。
そして翌年から昨年までのドアマットの3年間の始まります。

トレードで獲得した選手も2015-2016シーズン途中で全員いなくなり、このトレードは大失敗となり、本来なら上位指名権獲得できるチャンスのあるドラフトに、1巡目指名権がなく、チーム強化に限界がありドアマットから脱却できない状態になってしまいました。

まとめ

これがブルックリン移転後のネッツの歴史です。
所々間違いはあるかもしれませんが、とりあえず大博打に打ってでて、その博打に負けたツケをここ数年払い続けているというのが昨シーズンまでのネッツでした。

それが今シーズンは勝率5割前後をキープして、プレイオフ進出の可能性があるチームになっています。
今年のネッツには何が起きているのでしょうか。

そこんとこはまた調べていきたいと思います。

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