近年プレイオフ争いにもかすりもしないほど低迷していたネッツが、今シーズンはプレイオフを狙える成績を残し、シーズンを面白くしています。
そんなネッツの歴史を私の記憶と調べた事を交えながら振り返ってみます。

ニュージャージー・ネッツ時代

私がNBAを見だしたのは1990年代後半。
その時のネッツは、ニュージャージーを本拠地に置いていました。
イメージとしては今と同じで弱いというイメージで、調べてみると1977-1978シーズンからNBAに加わってからは、2000-2001シーズンまでの間までプレイオフ進出は10回。24シーズンで10回のプレイオフ進出で最高成績が1983-1984シーズンのセミファイナル進出で、カンファレンスファイナル進出はなく、シーズン50勝も未経験でした。

こういったチームでしたので、同じイースタンカンファレンスのペイサーズファンだった私でも、なんの印象もないチームでした。

ジェイソン・キッド獲得で大躍進した2000年代

弱い・印象に残らない。
そんなネッツが2002-2003シーズンから一気に大躍進します。
その理由がオフにトレードで獲得したジェイソン・キッドの加入です。
No. 1ポイントガードと言われていたキッドの獲得は、ラッキー・棚からぼたもち的な獲得でした。

当時フェニックス・サンズで活躍していたキッドですが、シーズン途中に奥さんへのDVで逮捕されます。
この時の奥さんが警察へ電話した音声がニュースで流れ全米が衝撃受けたそうです。
日本でも当時NHKのBSで月1でNBA番組があり、それを私も見ていたのですが、この番組で奥さま音声を映像付きで見れたのですが、奥さんが鬼気迫る声で警察に暴力受けていると電話して、警察が名前を聞くと、ジェイソン・キッドと言うですよね。
ショック大きかったですね。

本来であればトレードで出す選手ではなかったと思いますが、保釈され復帰後も試合中にキッドボール持つと大ブーイング。
ホームでも大ブーイング受けるなどイメージ悪くなり、サンズもチームイメージ考慮してのトレードださざる得ない状況になってしまったのではないでしょうか。

キッド加入したネッツですが、まぁ1人加わった程度で他に補強もないし、そこまで変わらんだろうと思っていましたが、前年26勝だったチームを52勝まで成績をあげNBAファイナル進出。
ファイナルではレイカーズの0勝4敗で敗退するも、この大躍進インパクト大きかったです。
翌シーズンもファイナル進出。
しかし、この年もファイナルでスパーズに2勝4敗と敗退。
そこからもプレイオフには2006-2007年まで進出しますが、ファイナル進出つする事はなく、プレイオフ出れなかった2007-2008シーズン後にキッドは移籍となります。

ここからブルックリンに移転する2012-2013シーズンまでプレイオフ進出はなく、再びドアマットチームに成り下がったネッツでした。

まとめ

これが私がNBAを見だした頃から、ブルックリンに移転するまでの間のネッツの出来事・印象を簡単にまとめたものです。

キッド加入してからの数年間は強かったです。
1人のポイントガードの力でここまでチームが変わるもんなんだなと思いました。
逆にキッドをトレードしたサンズが一気に弱くなるなど、ポイントガードの重要性がとても勉強になりました。

次回はブルックリンに移転後のネッツを書いていこうかと思います。
一言で言えば、大博打に負けてしまった時代です。

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