はじめに

野球の醍醐味と言えば、150キロ以上の球を投げるピッチャーが出てきたり、特大のホームランで球場が湧いたり、ここぞという時に盗塁をしたりとこれぞ野球と言う感じですね。
しかし野球と言うスポーツにもサインプレーがありますね。
チャンスを広げるにはどうしたらいいか?均衡状態の時に試合を動かす為にはどうしたらいいかなど、場面や状況によってサインプレーが変わってきます。サインプレーがわかっていれば、次にどういう風な動きが出来るかわかってきたりしますね。
今回は攻撃時にどのようなサインプレーが行われるのか、一部だけですが紹介したいと思います。

バント

サインプレーでは多い部類になります。
バントは、球の勢いを殺したゴロをできるだけ投手や内野手から離れた場所(たとえば投手・捕手の間のファウルラインぎりぎりのような場所)に転がし、打球処理の時間を稼ぐことによって進塁を目指すものである。技術的な器用さや集中力だけでなく、野手のポジションや走者との位置関係、投手の投球など広範な知見を持つことが要求され、「バントは10割の成功率がなければならない」と言われる確実性も必要とされます。

盗塁

最も一般的なものは、投手の投球時に走者が次塁に向けてスタートする事ですね。盗塁のサインのタイミングも早いカウントで走った方がバッターも楽に打席に集中できますね。その他にもピッチャーが変化球を投げるようなカウントに盗塁のサインが出たりもしますね。例えば、2ボール2ストライクや1ボール2ストライクなどバッターが不利な場面でピッチャーの決め球の変化球がくるような場面。決め球となると低めの厳しいコースが多くワンバウンドしやすくキャッチャーも止めにいくので、盗塁のサインも出やすいですが、バッターも追い込まれてるので当てにいかないといけないので、自然にランエンドヒットになりますね。

ヒットエンドラン

投球と同時に走者が次の塁へスタートし、打者はその投球を打ち、通常より早く進塁を狙う戦術ですね。ランナーは盗塁と同じスタートを切っているので、バッターはセンターラインを外した方向に打たなければなりません。その理由として、ピッチャー、セカンド、ショート方向に打ってしまうといくら盗塁しているランナーでも先の塁でアウトになりやすいからですね。ヒットエンドランもカウントによってサインが出やすいです。
例えば1アウト1塁ピッチャーがストライクを入れにくると思われるカウントでノーストライク2ボールや1ストライク2ボールなどピッチャーがボール先行の場面で出やすいです。メリットとしては、ランナーがスタートを切っているので、先の塁でアウトになりにくい。安打を打てば、チャンスが拡大されるという事ですね。

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