りんごにはあんな効果やこんな効果。いったいどんな効果?
りんごの栄養やその効能などをご紹介します。人類が食した最古の果物と言われているりんご。シャキシャキとした食感と柔らかい甘みが特徴的な果物です。
そのまま食べても美味しいですし、すりおろしたり、ジュースにしたり、ジャムや焼きりんごなど様々な食べ方ができる果物でもあります。
疲労回復
風味としてはそこまで甘みが強くないリンゴですが、全体重量の15%近くが炭水化物と果物類の中でも炭水化物量が高い存在です。そのため果糖・ブドウ糖・ショ糖などの糖質含有量が高く、食べてからすぐにエネルギーに変換されやすい=エネルギー補給や疲労回復に即効性があると考えられています。加えて呼び名の通り「リンゴ酸」が含まれていることから、エネルギー代謝に関わるクエン酸回路(TCAサイクル)を活発にする働きも期待されています。
クエン酸回路というと“クエン酸”だけが注目されがちですがリンゴ酸もこの代謝の中で生成される物質であり、外側から補うことでクエン酸回路を活発化し代謝を良くする働きが期待されています。
美肌に
りんごにはビタミンCが含まれています。
ビタミンCには、カラダの酸化を防ぐアンチエイジング効果、ストレスの軽減、美肌効果、免疫力の向上といった効能があります。
ちなみに、ビタミンCは約400mgで飽和状態になる栄養素です。したがって、一度に摂取しても、栄養としての摂取量には限界があります。りんごなどを食べてこまめにビタミンCを補充したい栄養素です。
整腸作用
リンゴが便秘や下痢に良い食べ物と言われているのは水溶性食物繊維の一種ペクチンを含んでいることが大きいと考えられます。ペクチンは果物ジャムを作る時にゼリー状に固まる原因となる物質で、便の硬さを調節することにも作用するため適量であれば下痢止めとしても役立ってくれます。
またペクチンは腸内の善玉菌(乳酸菌)のエサとなることで増殖を助け、腸内フローラのバランスを整える働きも注目されています。粘度の高いゲル状になる成分ですから、腸の老廃物を吸着して一緒に体外へと排出することからも腸内環境改善に繋がるでしょう。これらの性質から腸の調子を整えたり、便通改善にも効果が期待されています。
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