「プロテインで太る」は間違い!間違っているのは「飲み方」?

「プロテインを飲むと太る」と言う方もいるみたいですが、実際にはプロテインが体脂肪増加の直接的な要因になることは、ほとんどないそうです。ただ間違った飲み方をしていると、太る可能性があるのは事実のようです。

栄養素の過剰摂取で太る!

筋肥大のために、意識的にボリュームのある主菜を食べている方がさらにプロテインを摂取することにより、タンパク質の過剰摂取となり、太る可能性があります。

食事のみでタンパク質量を増加させるためには、肉・魚・卵などの主菜のボリュームを増やすことも必要ですが、脂肪摂取が増えるというデメリットがあります。脂質コントロールのために、蒸す・煮るなどの油の少ない調理方法を選ぶことが有効な対策の一つですが、その継続が難しい場合や、他の栄養素が不足傾向になってしまう場合であれば、プロテインの併用を検討すると良いそうです。

また、プロテインを牛乳で溶いて飲んでいる人は乳脂肪分を考えていないかと思われます。牛乳のカロリー、タンパク質や脂質を考えると、水に変えることでコントロールできます。

糖質と脂肪の性質とは、、、

体重増加に影響をおよぼす主な栄養素はエネルギー源となる糖質と脂質になります。プロテインの中にはエネルギー源となる糖質が含まれている物もあります。利用するときには、エネルギー量と糖質量を把握することが大切です。

プロテインに糖質が含まれているのには理由は、トレーニングでエネルギー源として糖質を利用するためです。これにより体内のグリコーゲンは減少していきます。その状況で筋肉増加目的にタンパク質を摂取しても、エネルギーが不足しているため十分に合成されず、本来の目的を果たしてくれません。糖質は重要であることを理解し、脂肪の摂取をコントロールすることで体脂肪の増加を防ぐことにつながるでしょう。

大豆プロテインを活用してみる!

プロテインは植物性タンパク質の大豆プロテインを選ぶことで大豆ペプチドを摂取できます。大豆ペプチドも、健康に関連する様々な研究がされています。動物性タンパク質だけではなく、タンパク質の種類も増やしてとることで、筋タンパク質の合成も高まります。

体重コントロールにも活用できる!

プロテインは当然、ノンカロリーではありませんが、直接的な太る原因となるものでもありません。プロテインの役割、他の栄養素の役割をそれぞれ理解し、自分が食べる全体量を把握したうえでプロテインを利用しましょう。正しく活用できれば、プロテインは体重コントロールの強い味方になってくれます。

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