風邪から身を守るにはどうしたら良いのでしょうか?
風邪をひく原因として考えられるのは「免疫力の低下」です。免疫力が低下しているときはウイルスに感染しやすくなります。免疫力が低下する原因は、睡眠不足やストレス・食生活の乱れなどがあるそうです。
タンパク質+ビタミン
タンパク質は基礎体力をつける上で大切な役割を果たします。普段からタンパク質を十分に摂取しておくことで、風邪をひきにくい丈夫な体を作り出すことができるそうです。タンパク質は豆腐や納豆・卵・魚介類などに多く含まれています。特に大豆製品には良質なタンパク質が豊富に含まれているので、納豆や豆腐を積極的に食べるのがおすすめです。
ビタミンAには、鼻やのど、肺や細胞などの粘膜を形成する役割があります。粘膜が作られると、バリア機能が発揮されて菌やウィルスから身体を守ってくれるそうです。
このビタミンAはレバーに多く含まれています。
ビタミンDは、免疫細胞を活性化する重要な役割を果たしているそうです。ビタミンDが不足すると、細菌やウィルスが体内に入ってきても、戦い始めることが出来ずに感染してしまいます。そしてこのビタミンDはイワシに多く含まれています。
亜鉛はDNAやタンパク質の合成に関わっているので、不足すると免疫機能が低下し、風邪を繰り返し引いてしまうことになりかねません。
この亜鉛は牡蠣に多く含まれています。カキフライにカキ鍋、カキグラタンと食卓を飾ってくれる、牡蠣には亜鉛がたっぷり含まれています。亜鉛はDNAやタンパク質の合成に関わっているので、不足すると免疫機能が低下し、風邪を繰り返し引いてしまうことになり得ます。亜鉛の吸収率はとても低いのですが、クエン酸やビタミンCと一緒に摂ることで、吸収率がアップしますから、牡蠣にレモンを絞って食べるのは美味しいだけでなく、風邪予防にも抜群の組み合わせなのです。
抵抗力の強い体を作る
普段から適度な運動をし、睡眠をしっかりとり、栄養バランスの取れた食事をとっているだけでもかなり免疫力を上げ、抵抗力の強い体を作ることができるそうです。
ただ、現代はストレス社会です。日ごろからストレスを大いに感じている人は要注意です。
ストレスによって、自律神経のバランスが乱れてしまい免疫力は大きく下がります。
また、同時に体の7割もの免疫細胞が存在する腸内環境を悪化させ便秘がちになってしまうことも、免疫力を大きく下げる要因となるそうです。
免疫力が下がった体は、ゴールキーパーのいないゴールと一緒で、
どんどんウイルスが入り込み、増殖し、どんどん症状を悪化させてしまいます。
そうならないように、普段からストレスを溜めないようにすること、さらにストレス発散して上手にストレスと付き合うことも大事です。
日頃から体を動かし、栄養を摂って、元気に過ごしたいですね。
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