はじめに

2020年の東京オリンピックに向けて盛り上がりを見せています。
現在では新国立競技場を建設中ですね。
2020年の東京オリンピックではどんなドラマが生まれるか楽しみでもありますね。今回は1991年の東京で行われた世界陸上で出た走り幅跳びの世界記録について紹介したいと思います。

伝説の名勝負

男子走り幅跳び決勝。ルイスはこの競技65連勝中。10年以上負けていなかった。この日も1回目でいきなり8.68mを記録。さらに4回目には、追い風参考記録ながら8.91mの大ジャンプを見せた。
男子走り幅跳びの世界記録は8.90m。1968年に高地のメキシコシティで記録されたこの記録は、「絶対に破られない」とまでいわれているものだった。
22年10か月ぶりの世界記録更新を、誰もが期待し、そして、それはすぐに現実のものとなる。ただし、ルイスによってではなく、同じアメリカのマイク・パウエルによって。
絶妙なタイミングで踏み切ったパウエルの5回目は、9mを超えたのではないかという大ジャンプ。電光掲示板に映し出された記録は、今も破られていない世界記録「8.95m」だった。
勝負の神様は気紛れだ。5日前とは一転、ルイスは世界新記録によって敗者となった。

マイク・パウエル

すさまじい瞬発力を持つが、マイク・ファウルと形容されるほどファールが多い選手であった。また、空中姿勢が暴れるような形のため、なかなか記録が伸びにくかった。
踏み切りの改善と空中姿勢の改善でついに世界記録を手にする。このとき観客にタイミングを取るための拍手を求める事すら忘れていた。
93年の世界陸上も優勝する。オリンピックは銀メダルを2回獲得している。

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