新たなシーズンが始まったNBA。
ウェスタン・カンファレンス4連覇中で、今シーズンはNBA3連覇に挑むゴールデンステイト・ウォリアーズに待ったをかける、ウェスタンのチームはどこになりそうでしょうか。

昨シーズンのリベンジに挑むヒューストン・ロケッツ

昨シーズンのカンファレンス・ファイナルで、3勝2敗でウォリアーズ相手に先に王手をかけたのは、ヒューストン・ロケッツでしたが、そこから2連敗で、ウォリアーズを破ってのファイナル進出はなりませんでした。

サプライズのカズンズ加入以外はマイナーチェンジしたぐらいのウォリアーズとは違い、ロケッツのオフは慌ただしかったです。
まずはオフの最重要事項であった、クリス・ポールとクリント・カペラのFA選手2名との交渉は2人とも残留に成功。
今シーズン34歳になり、健康状態にも不安が残る、クリス・ポールと4年1億1600万ドル。約180億円の契約に疑問の声もありますが、ウォリアーズを倒すの1点考えれば、クリス・ポールを失う事は出来なかったのではないでしょうか。

キープレイヤー2名の移籍とアンソニーの獲得

昨シーズンリーグ1位の65勝をあげたロケッツ。
エースのハーデンが得点王をとるなどオフェンスに目がいきがちですが、ディフェンスも良かったの昨シーズンです。
ディフェンスのキープレイヤーだったのが、トレーバー・アリーザとルーク・バ・ア・ムーテの両選手。ディフェンスには定評のある両名。スタッツに出てないかもしれませんがチームのディフェンスシステムで機能してました。
ファイナルまであと1勝。今年も優勝を狙える。32歳を越えてベテラン。
ということで、2人も残留と思っていましたが、アリーザはサンズ移籍。ムーテはクリッパーズ移籍と、2人とも優勝どころかプレイオフも厳しいチームに移籍しました。
わからないもんです。

そして昨シーズンのオフも加入に噂があった、カーメロ・アンソニーが加入。
昨シーズン、サンダーで機能しなかった元オールスター選手の加入。
ポジション的に、アリーザ移籍で空いたSFのスタメンになるのか。ベンチスタートを受け入れて、シックスマンとなるのか。
起用法がどうなるかわかりませんが、カーメロ・アンソニーがハマれば失った2人のディフェンス力を上回る効果を得れそうですが、ハマらないとディフェンス弱体化で、昨シーズンより厳しい展開になる可能性もありそうです。
まさに『毒まんじゅう』みたいな存在になりそうなのが、カーメロ・アンソニーです。

不安要素もあるロケッツですが、それでも今シーズン、ウォリアーズを倒すチームはどこだと言われれば、その筆頭はヒューストン・ロケッツではないでしょうか。

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