人気再燃中!秋の定番「焼き芋」の栄養素!!

「焼き芋」はさつまいもをじっくり加熱したもので、秋の風物詩の一です。さつまいもは、甘味があって栄養価も高く、カロリーが高いと思われがちですが、実はご飯よりもカロリーが低い食材なので、同じ量を食べてもお腹にたまりやすく、ダイエット効果があります。

ビタミン・ミネラル・食物繊維など、健康や美容において欠かせない重要な栄養素を豊富にふくんでいますが、さつまいもだけに含まれるヤラピンという成分があり、便秘解消に効果的です。ヤラピンには胃の粘膜を保護する働きがあり、腸のぜん動運動を促すことで、便を柔らかくし、排出しやすくする働きがあります。根や葉、茎にも含まれ、加熱しても変質しないので、健康食品にも用いられるほど効果が高い成分です。

さらに、さつまいもに含まれるビタミンCが鉄の吸収を助けることにより、貧血を防ぎます。熱に弱いといわれるビタミンCですが、さつまいもの場合、調理の際にでんぷん質が糊化し、膜を作ってビタミンCを保護するため、加熱しても壊れにくいのも特徴です。

「焼き芋」はダイエットにオススメ!

「焼き芋」は食物繊維が非常に豊富。食物繊維は水分を含んで胃や腸で膨張するため、食欲を抑える効果があります。焼き芋に含まれる食物繊維の量は大抵の野菜や果物よりも多いくらいなので、食前に焼き芋を食べるだけで自然と食事の量を減らすことができるのです。もちろん、減らした食事の分よりも焼き芋のカロリーの方が多いと意味がありませんので、大まかでもカロリーを計算しておくとよいでしょう。

またダイエットにおいて難しいのが、カロリーを減らしつつ必要な栄養を摂取することですが、「焼き芋」なら食事を大きく減らしたとしても多くの栄養素を補給できるため、健康や美容を維持しつつ痩せることができるのです。もちろん「焼き芋」だけでは摂取できない栄養素もあるので、焼き芋だけ食べる極端なダイエットは止めましょう。

貴重な栄養素が含まれる皮も食べよう!

さつまいもには、皮にしか含まれていない栄養素があるので、皮ごと食べるのがオススメです。皮にはアントシアニンとクロロゲン酸という2つのポリフェノールが含まれていて、この2つには強力な抗酸化作用の働きで、動脈硬化などの生活習慣病の予防に、効果があると言われています。そのほか、カルシウムとビタミンCも実の部分よりも皮に多く含まれているんです。

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