のど風邪には効果抜群!江戸時代からの民間療法「はちみつ大根」
子供のころ、風邪をひいたときはよく親が作ってくれた「はちみつ大根」。いまでもその効果が注目されているそうです。
江戸時代から続く風邪の民間療法「はちみつ大根」
「はちみつ大根」は、江戸時代から民間療法として続く風習のようです。はちみつには殺菌、鎮静効果があるというのは知られ、昔から薬として使われていたほど、非常に殺菌力が強いです。その賞味期限は2年以上と言われ、はちみつのほとんどが砂糖でできているので高濃度の糖分によって、菌の繁殖を抑えることができるそうです。
また、大根にも殺菌効果や免疫力を高める効果があるため、「はちみつ大根」にすることで相乗効果を発揮し、風邪を予防するように働きます。
殺菌や消炎作用の効果!
大根には様々な栄養が含まれていますが、なかでも殺菌効果があると言われているのはアリルイソチオシアネートという栄養分で、大根の特徴でもある辛さの素になっているものです。アリルイソチオシアネートは殺菌作用とともに、消炎や鎮痛効果もあります。白血球の働きを促す効能があるので、その結果、炎症を起こしている部分を殺菌してくれます。
また、はちみつにも殺菌効果があるため、より消炎や鎮痛効果が高いと言えるでしょう。はちみつ大根ののど飴もたくさん売っていますね。このように、はちみつ大根は喉が痛いときにオススメなんです。
免疫力をアップして風邪に対抗しよう!
「はちみつ大根」には、たくさんのビタミンCが含まれているので、免疫力アップの効果も期待できます。ビタミンCは主に果物から摂取するイメージが強いですが、大根だけでなくはちみつにも含まれています。ビタミンCにはインターフェロンという免疫物質を、生成する働きがあります。免疫力が高まって、ウイルスが体内に侵入するのを防いでくれます。大根に含まれているビタミンCは、なんと皮の部分に最も多く含まれています。そのため、はちみつ大根を作るときには大根の皮を向かないようにしましょう。また、ビタミンB郡も同時に多く摂取できるので、美肌にも効果的です。ビタミン類は、不足しがちな栄養素なので取り入れると良いでしょう。
はちみつにはグルコン酸が含まれていて、グルコン酸によってビフィズス菌が増えるので、整腸作用があるとされています。便秘で悩んでいる時には、良い効果や効能をもたらしてくれるといえるでしょう。また、免疫力を向上させることや、ビタミンの生成を助ける働きもします。はちみつ大根は風邪になったときだけではなく、予防するためにも摂取しておきたい効能がたくさんあるのです。
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