イソロイシン
イソロイシンは、筋肉の強化や肝機能の向上効果のほか、血管の拡張や体の成長を促進する働きがあり、幅広く活躍しているアミノ酸です
はじめに
今回もアミノ酸の1つのイソロイシンについて紹介したいと思います。
最近では自動販売機でもBCAAを摂れる時代になりましたね。
今も昔もプロテインが主流でしたが、プロテインを追い抜こうとばかりにアミノ酸が注目を集めていますね。プロ選手が積極的に使ってSNSで拡散されると、マネして使う方もいます。身体を鍛えたりするには、情報も多く効率的に鍛える事が出来るのではないのでしょうか。
今回はイソロイシンについて紹介したいと思います。
イソロイシン
イソロイシンは体内で合成することができない必須アミノ酸の一種で、ロイシン、バリンとともにBCAA(分岐鎖アミノ酸)に分類されます。筋肉を構成するたんぱく質の主成分はBCAAと呼ばれるアミノ酸で、その中のひとつのイソロイシンは、筋肉の強化や肝機能の向上効果のほか、血管の拡張や体の成長を促進する働きがあり、幅広く活躍しているアミノ酸です。また、近年の研究結果から、血糖値の上昇を抑制し、糖尿病に効果があるということがわかり期待が高まっている成分です。
イソロイシンは、1904年にサトウダイコンの糖蜜から発見されました。1907年にはアミノ酸としての化学構造が決定し、1931年にアブデルハルデンらがイソロイシンの合成に成功しました。イソロイシンは医薬品にも活用され、肝硬変患者の低アルブミン血症の治療薬にも配合されています。
効果
イソロイシンはグルコースをグリコーゲンとして貯蔵する働きを促進します。グリコーゲンは運動時の大切なエネルギー源であり、必要に応じて糖に変換されます。そのグリコーゲンが不足すると、スタミナを維持できず、体に疲れが生じます。
さらに、イソロイシンには脳が感じる疲労を軽減する効果があるといわれています。脳内にセロトニンという物質が増えると、疲労を感じるようになります。イソロイシンの血中濃度が高まると、セロトニンの生成が抑制されるためです。
イソロイシンは甲状腺ホルモンの分泌を促し、筋肉や体の成長を促進する効果があります。甲状腺ホルモンとは、甲状腺から分泌され、全身の細胞に作用して代謝を促進する働きを持つホルモンのことです。代謝が促進されることで、身長の伸びや、筋肉の形成を促します。
関連するまとめ
ソフトボールをずっとやってきたので野球大好きです。
12球団のホーム球場制覇まで、残すは日ハムのみ。
日ハムの新球場完成したら観戦しに行って、12球団のホーム球場制覇してみせます!
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