はじめに

システインは、体内では坑酸化作用(活性酸素の除去)があり、代謝を促進させてメラニン色素の生成を抑制したり、肝臓の解毒作用も持っています。これらの働きを期待して、皮膚疾患・抗アレルギー薬、放射線などによる白血球減少抑制する医薬品などの成分として使用されています。
また、美白・美容のサプリメントや、二日酔いの薬としても広く利用されています。そんな医療機関でも使われているシステインについて紹介したいと思います。

システイン

システインは肌や爪、髪などに含まれるアミノ酸です。
人体内では肝臓で作られます。食事でしか補充できない必須アミノ酸ではありません。しかし、体内で作る量だけでは不足しやすく、食事によってシステイン自体、またはシステインを作る元になる成分を摂取することが重要になります。

システインの効果

システインは、ビタミンCとともにメラニン色素の生成を抑制するほか、生成されたメラニン色素を黒色から無色へと還元する働きがあります。また、システインには、皮膚の新陳代謝を促進する働きもあるので、できてしまったメラニン色素を排出する効果も期待できます。
この3つの働きで、シミやそばかす、美白への効果を発揮します。
システインは体内でも合成することができますが、加齢とともにその量が減っていくと言われています。そのため、サプリメントへの期待が高まっているのかもしれません。

システインは、肝臓内での有害物の解毒作用を持ちます。
特に、アルコール分解の生成物であるアセトアルデヒドと直接反応し、解毒させるほか、肝臓内でアルコールを分解する酵素の働きを助ける効果も持っています。これらの働きを利用して、二日酔いの効能をうたった医薬品の成分として利用されています。
また、代謝を促進する働きがあるため、二日酔いによる倦怠感を解消する効果も期待できます。

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岩永美月

ソフトボールをずっとやってきたので野球大好きです。
12球団のホーム球場制覇まで、残すは日ハムのみ。
日ハムの新球場完成したら観戦しに行って、12球団のホーム球場制覇してみせます!

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