7月の紫外線対策は緑茶が効果的!?世界が注目するヘルシードリンク!
日本だけでなく世界で人気となっている緑茶。抗酸化作用や抗炎症作用など健康に役立つ機能に富んだ「スーパーヘルシードリンク緑茶」の機能性成分についてご紹介します。
スーパーヘルシードリンク 緑茶
財務省貿易統計によると2017年の緑茶輸出量は4642トンとなり、前年比13%増、輸出額は144億円で前年比24.3%増、1988年の統計開始以降、数量・輸出額とも過去最高を記録しました。2007年と比較すると数量は2.9倍、輸出額は4.5倍にまで増大しました。緑茶の144億円はウイスキー(136億円)やビール(128億円)の輸出額を上回っています。
世界が注目するスーパーヘルシードリンクには「体内でつくれないビタミンCを含む13種類のビタミンが入っている 」こと、「リラックス効果があるテアニンが豊富」ということが注目されてます。他にも優れた成分が含まれております。
13種類のビタミンとリラックス効果があるテアニン
1年で一番紫外線が多い7月。緑茶は紫外線を浴びることにより生成される活性酸素の働きを抑制する働きがあり、シミやソバカスが出来にくいお肌を作ります。
さらに抗酸化作用により、ガンや生活習慣病の予防に重要な働きがあります。
また、コラーゲンの生成過程で必要なビタミンCの含有量が高いため、血管壁が脆弱化(もろくなる)による壊血病などの原因となることを防ぎます。
ポイントはウーロン茶や紅茶では製造工程の途中でビタミンCがほとんど失われてしまいますが緑茶は失われないことです。
緑茶にはグルタミン酸、アスパラギン酸、アルギニン、セリンなど、旨味成分としても知られるアミノ酸がたくさん含まれており、そのひとつにテアニンがあります。そして、茶葉のアミノ酸の半分以上がテアニンとなっています。
テアニンにはカフェインの興奮作用を抑制する効果があり、お茶1杯あたり15~30mgのカフェインを摂っても穏やかな興奮作用でとどまります。
また、テアニンは脳の神経細胞を保護する働きを持つことが細胞実験により明らかになっています(※1)。テアニンを飲んだ場合の人間の脳波を測定すると、リラックスしている状態のときに多く出現するα波が上昇することもわかりました(※2)。運動時に発生する老廃物、“アンモニア”の代謝を促進するアルギニンや、リラックス作用のあるテアニンを組み合わせることで効率的に疲労が軽減できると推測されています。
出典:アミノ酸(テアニン)|お茶の成分と健康性|お茶百科
緑茶に含まれているカテキン、その他注目成分
カテキンとは抗酸化作用で知られるポリフェノールの一種で、緑茶に含まれる成分としては「エピカテキン(EC)」、「エピガロカテキン(EGC)」、「エピカテキンガレート(ECg)」、「エピガロカテキンガレート(EGCg)」など、全部で8種類が確認されています。カテキンはお茶の渋味のもとであるタンニンの主成分なのですが、茶葉製造やお茶を抽出する方法によって成分形態が変化し、味わいや色味の違いを生み出します。紅茶や烏龍茶の場合、発酵中に酸化重合物が生成され、カテキンを赤っぽい色へと変化させるため抽出したお茶も赤みのある色合いとなります。
その他にも、抗菌・抗ウィルス作用が確認されている「サポニン」、歯の表面に耐酸性の被膜を形成し虫歯予防に有効な「フッ素」、悪玉コレステロールの低下、抗アレルギー作用、消臭、殺菌効果がある「クロロフィル」が注目成分となります。
水分補給には緑茶
カフェインには利尿作用があり、カフェイン含有飲料は水分補給には適さないと言われています。しかし緑茶に含まれるテアニンはカフェインの興奮抑制作用を穏やかにするため、水分吸収前に尿として排出されてしまうことを防ぎます。伊藤園の研究では、カフェイン:テアニン:アルギニンの比率が、1:2:2のお茶がもっとも水分補給に好ましい(※1)という結果が出ました。室内ランニング装置を用いて運動負荷(トレッドミル走)をかけたときの疲労度をスコア化した結果、カフェイン・テアニン・アルギニンを含んだ飲料を摂取した場合、運動開始時からの疲労度の低下効果も認められ、運動時の水分補給としてぴったりな飲料であることがわかりました。
また、緑茶に含まれるカテキンやクロロフィルの効果によって、血中コレステロールが低くなることが明らかになりました。血中コレステロール値が高い人が食事(朝・昼・夕、1日3回)とともに約200mgのガレート型カテキン(通常の緑茶の約3倍程度)を含む高カテキン飲料を摂取すると、摂取2ヵ月後から徐々に血中コレステロールが低下。いわゆる悪玉と言われる「LDLコレステロール」だけが低下し、善玉の「HDLコレステロール」には影響しないという優れた特性を持っています。
さらにカテキンは、食事とともに摂取すると、脂肪の吸収も穏やかにします。肥満者からやや太り気味の人が約200mgのガレート型カテキンを含む緑茶飲料を朝・夕食とともに1日2回飲むことを12週間続けると、徐々に体重が低下し始め、カテキンを含まない飲料を摂取した場合と比較して、約1kgの体重の差が認められ腹部脂肪も低減したという調査結果が得られています(※2)。
30度越えが続く今年の夏はスーパーヘルシードリンク緑茶で水分補給して紫外線対策もバッチリですね。
出典:アミノ酸(テアニン)|お茶の成分と健康性|お茶百科
出典:体脂肪低下作用|お茶の成分と健康性|お茶百科
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