はじめに

全国各地にご当地物がありますね。
北海道で言えば、メロンやジャガイモなど、千葉県で言えば落花生。
沖縄で言えばサトウキビなどがあります。
各地それぞれ美味しい物があったり、自慢出来る名物がたくさんありますね。今回は愛知県、名古屋といえば味噌カツやどて煮も有名ですが、やはり手羽先という方もいるでしょう。そして、今回はそんな手羽先について少しだけ紹介したいと思います。

歴史

手羽先唐揚げを最初に出した店は、名古屋の鶏料理店「風来坊」である。当時の店主だった大坪健庫が北九州市にいた当時、鶏の半身をまるごと使ったから揚げに秘伝のタレで調味する「ターザン焼き」を開発した。その後の1963年、名古屋市熱田区に店を構えた大坪は、ある日当時出汁を取るためだけに使われていた手羽先をから揚げにしてターザン焼きのタレを付けることを思い付き、メニューとして客に出してみたところ、その手軽さがターザン焼きには手が出せない客にも受けたのでメニューとして定着したと言われています。

成分

一見すると肉も少なく、地味な食べ物ように思えますが、これがなかなかの健康食材です。
軟骨や骨の周辺ということもあり豊富なゼラチン質の結合組織には、血管や皮膚を丈夫にするコラーゲンがたっぷり含まれているうえ、ビタミンAも多いことがわかっています。
手羽肉の良さを活かすには、じっくり煮込むことです。
味にコクが出ますし、コラーゲンなどの有効成分は時間をかけて煮ないと溶け出さないからです。
コラーゲンは、細胞と細胞をつなぐ役割を果たすタンパク質の一種です。
肌の張りはもちろん、血管を柔軟にし、近年ではガンの予防にも効果があるとされています。

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