ブルーベリーとは

ブルーベリーはツツジ科のスノキ属(Vaccinium/ヴァシニウム)の低潅木で、もともと北半球の各地に多くの自生種類がありました。その果実が濃い青紫色に熟すことからブルーベリー(Blueberry)と呼ばれています。ブルーベリーの仲間とされる植物は、北半球の各地に自生していて幾つもの種類があり、日本にはクロマメノキ、ナツハゼ、シャシャンボなどが同じ種類の植物として知られています。欧米では昔から、野生のブルーベリー果実を摘んで食用にしていました。20世紀の初めより、アメリカ、カナダ原産のブルーベリー種から品種改良が始められ、今日では世界の温帯圏でも広く栽培される果樹になっています。

栄養や効果とは

アントシアニン

ブルーベリーの苦味や渋み成分は、ポリフェノールの一種のアントシアニンという成分。アントシアニンは、植物が強い日差しから身を守るための紫色の色素である。このアントシアニンは、目の網膜細胞の再生成を助ける働きがあり、目の正常な働きのサポートや眼精疲労を回復してくれる。また、アントシアニンは強い抗酸化作用を持っているため、身体の老化を促進する活性酸素と優先的に反応して、アンチエイジングの効果が期待できる。
亜鉛

ブルーベリーは、ベリー類の中でも特に亜鉛がたっぷりと含まれている果物である。亜鉛は、不足すると味覚障害や性腺機能の低下を招くミネラルの一種。食生活の中で効率的に亜鉛を摂取できるブルーベリーは優秀な食材である。
マンガン

マンガンは、皮膚の新陳代謝や骨の生成、血糖値の調節や脂質の代謝などさまざまな身体の働きに関係している物質。ブルーベリーには、マンガンが豊富に含まれているため、積極的に摂取することは骨粗鬆症などの疾病を予防することにもつながる。
ビタミン

ブルーベリーには、特に抗酸化効果の高いビタミンCやビタミンEなどのビタミン類が多く含まれている。生食しても美味しいので、料理によって栄養成分が壊れてしまいがちな水溶性ビタミン類を効率よく取り入れることができる。

保存方法

◎たっぷりお水を入れた大きめのボウルに、ブルーベリーを入れて洗います。このとき、運ばれてくる間につぶれてしまったものやごみなどを除去します。

◎ザルにあげて水を切り、キッチンペーパーで水気を取って、フリーザーバッグへ入れます。この時、しっかり水気を切っておくのがポイント。パラパラの状態で保存できるので、使い勝手がいいのです。小さめのフリーザーバッグに、平たく入れて冷凍すると使いやすく、保管もしやすいのでよりおススメです。運ばれてくる間につぶれてしまったものは、捨てずにジュースやジャムに活用します。

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takuji

こんにちわ。
クエン酸と、テニス大好き少年です。プレーするのも、観戦するのも大好きです。
得意なのはフォアストロークです。アプローチから相手を追い込み、ボレーで決めるのが
基本的なスタイルです。苦手なのはバックです。弱点を隠し、なるべくフォアに回り込んで打つ癖で、弱点が余計に目立つようになりました。
これからも、弱点から逃げずにバックを克服していきます。

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