はじめに

みなさんは胡麻を意識して食事に取り入れたりしていますでしょうか?
サラダにかけるごまドレッシングやしゃぶしゃぶなどにぴったりのゴマだれなどありますね。他にもごま塩おにぎりなど、さりげないところでも大活躍の胡麻。そんな胡麻にはどんな栄養価があり、どういう成分が入っているか気になりますね。今回は胡麻について少し紹介したいと思います。

胡麻とは?

胡麻はゴマ科ゴマ属の一年草。成長が早く、種まきからわずか約100日で収穫できます。熱帯サバンナ育ちという強みから、とにかくタフ。荒れ地でも栽培でき、「日照りにごまの不作なし」という言葉がある通り、少々の干ばつでも平気という頼もしい生命力を備えていますね。春に種をまいたごまは、短期間に成長して60cm~1mにもなり、夏になると葉のつけ根に釣鐘型の花を咲かせます。花の色は種の色とつながりがあり、白ゴマには白い花が、黒ゴマには淡いピンクの花が咲くことが多いようです

栄養価

ごまの成分の約半分は脂質(=油脂)です。しかも、ごまの脂質はリノール酸やオレイン酸などの不飽和脂肪酸でできています。不飽和脂肪酸には免疫力を高めたり、コレステロール値を下げる働きがあります。言いかえれば、ごまの油は血液のサラサラ化を促すいい油なのです。
次に多いのがタンパク質。「畑の肉」と呼ばれる大豆と同様、ごまも必須アミノ酸を多く含む良質のタンパク食品です。この2種類は補助しあう性質があるので、ごまと大豆を一緒に食べると一層効果的です。

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