プラセンタとは?

プラセンタとは胎盤という意味です。
そこから抽出したエキスをプラセンタエキスといいますが、一般的にプラセンタというとこのエキスのことを指しています。
胎児の成長に欠かせない栄養素が含まれているので、命の元ともいえます。
人以外の哺乳類は出産後に自分の胎盤を食べることがありますが、それは胎盤が栄養満点だからです。
体力を回復させるために食べるのですが、人間の場合はその胎盤の力を、食べるのではなくてエキスという形で抽出して、化粧品やサプリメントに利用しているのです。
プラセンタの歴史は古く、古代ギリシャのヒポクラテスが医療に用いたという記録もあります。また、かのクレオパトラも美容のために愛用していたとか。
日本では馴染みがあまりないかもしれませんが、江戸時代には薬として使われていたようです。
そんなプラセンタは美容効果にとても良いとされている栄養素と言われて居ますが、
プラセンタの効果は美容だけではありません。健康にも様々な効果があり、特に女性には嬉しい働きがあります。

美容効果以外のプラセンタの効果

①更年期障害の改善
40代半ば以降に急激に女性ホルモンが減少すると、更年期障害と呼ばれる症状が出てきます。
ただ、最近では若年性更年期障害というものもあり、30代後半でも安心は出来ません。不安、イライラ、のぼせ、ほてりなど、ホルモンバランスの乱れによって、時には日常生活に支障をきたすほどの症状が起きることもあります。
プラセンタのホルモンバランスを調整する働きによって、これらの症状を改善することが出来るのです。
②生理痛など女性の不調の緩和
女性ホルモンのバランスを整える働きは、毎月の女性の不調にも役立ちます。生理痛、生理不順、PMS(生理前症候群)など、生理にまつわる不調は女性ホルモンのバランスが良くないことが原因の一つだとされています。プラセンタでホルモンバランスを安定させることで、これらの不調を改善していけるでしょう。
③アレルギー症状を緩和する
プラセンタには免疫抑制物質が含まれていること、抗炎症作用などから、免疫機能を調整してアレルギー反応を緩和する働きがあるとされています。花粉症、アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を和らげていくことができます。薬ではないので摂取したからといってすぐに「治る」わけではありませんが、プラセンタを摂ることで体質改善をしていけるかもしません。

④自律神経のバランスを整える
ホルモンと同時に自律神経のバランスを取る働きもあります。ストレスや疲労が続いていると、自律神経のバランスが乱れて、寝つきが悪い、眠りが浅い、だるい、イライラするなどの症状が出てきます。自律神経失調症と呼ばれる症状ですが、これ自体は病気ではないので、自律神経のバランスを整えていくしかありません。
しかし自律神経は自分の意思ではコントロールすることが出来ない神経です。鍛えようもなく、ゆっくり休むしか方法はないのですが、それが出来ないから困っているんですよね。
そんな時にプラセンタを役立てて欲しいと思います。

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