鍋の美味しい季節!「春菊」は欠かせませんね!

「春菊」と言えば、私的には、すき焼きですね。昔はなんでこんな不味い草が入っているんだろうと思っていましたが、今ではすき焼きにはなくてはならないものに感じます。あの苦味がクセになりますよね〜。

「春菊」はキク科の植物で、春に花を咲かせることから春菊と呼ばれていますが、旬は11〜3月の葉や茎が柔らかくなる寒い季節。お鍋の具材やおひたしとして親しまれている食材ですね。独特な香りと苦みで好き嫌いが分かれますが、非常に多くの栄養があるんです。

風邪や肌荒れを予防するβ-カロテン

「春菊」にはβ-カロテンが豊富に含まれていますが、その含有量は栄養が高いとされるほうれん草や青汁などで使われるケールよりも多くのβ-カロテンが含まれているんです。

β-カロテンは体内でビタミンAに変わり、皮膚や粘膜を保護する働きがあり、風邪予防や肌荒れ予防に効果的。しかも「春菊」を茹でることでβ-カロテンの量が2倍になるので、春菊のおひたしやお鍋として食べるの良いそうです!

ナトリウムを排出し、高血圧やむくみを予防するカリウム

「春菊」にはミネラルの一種であるカリウムが含まれています。カリウムには体内の余分なナトリウムの排出を促す効能があり、体内の水分バランスを正常に保ってくれます。血圧の上昇を緩やかにする作用もあるので、高血圧の予防やむくみの予防の効果が期待できます。

骨を丈夫にしてくれるカルシウム

「春菊」にカルシウムが含まれているのは意外ですね。骨を丈夫にしてくれるカルシウムは、子どもの発育にも重要な役割を果たすのはもちろん、骨粗鬆症の予防、骨折の予防に効果があるため、高齢者や女性にも必要不可欠な栄養素です。

血液凝固や止血作用、骨粗しょう症の予防効果のあるビタミンK

「春菊」には血液凝固や止血作用に効果のある脂溶性のビタミンであるビタミンKも含んでいます。ビタミンKにはカルシウムを骨に定着させて、骨を丈夫にする働きがあるので、骨粗鬆症を予防する効果もあるんです。「春菊」にはビタミンKに加え、骨を丈夫にするカルシウムも一緒に取れるのでオススメですね。

妊娠中に必要な葉酸も!

妊娠中や授乳中の女性に必要な栄養素である、水溶性のビタミンの葉酸はDNAの形成、細胞分裂にも関わってくるため、妊娠初期や妊娠する前に摂取することで、胎児の先天異常のリスクを低下させる効能があります。「春菊」にはこの葉酸も含まれています。ビタミンKにはビタミンB12とともに赤血球やヘモグロビンの合成を助け、貧血を予防する効果もあります。

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