体脂肪を燃焼させるカプサイシン!

「唐辛子」は、キムチや七味、麻婆豆腐などの四川料理、そして料理の彩にも使われます。最近は激辛ブームにより、いろんな種類の唐辛子が出てきていますね。そんな唐辛子は辛いだけじゃなく、色々な効能と栄養があるんです。

「唐辛子」に含まれる栄養素の中でも、もっとも特徴的な成分がカプサイシンです。「唐辛子」と言えば、これを抜きに語れません。辛味成分であるカプサイシンは、体内の余分な体脂肪を燃焼させる効能があり、脂肪燃焼を促進し、さらに発汗作用や食欲増進の効果もあり、ダイエット効果や健康的な体づくりをサポートをしてくれます。また、新陳代謝を活発にさせる働きもあるので、体を温め、冷え性を改善する効能も期待できます。

アンチエイジングやサビないカラダ作りに!

「唐辛子」には、β-カロテンが多く含まれていますが、これは緑黄色野菜など色の濃い野菜に多く含まれており、強い抗酸化作用を持つことで有名な栄養です。細胞の老化を防止する働きがあり、アンチエイジングに大きな効能があります。

また、ビタミンEを豊富に含んでいるのも「唐辛子」の特徴のひとつです。ビタミンEは、脂溶性のビタミンで、こちらも強い抗酸化作用を持つ栄養です。血流を良くする働きもあるため、、血色を良くしてイキイキとしたお肌を保つ効能があります。

スコヴィル値って知ってる?

スコヴィル値とは、トウガラシに含まれるカプサイシンという辛味物質の割合を測定したもので、わかりやすく言うと辛さの単位ですね。栽培する場所の気温や土壌、管理方法などによって品種が同じものでも辛さの数値に差があるため、あくまでも目安なんだそうですが。

ちなみに「唐辛子」のスコヴィル値は、日本の代表的なトウガラシ「鷹の爪」で、約4,000〜5,000SHU。韓国料理でおなじみの「韓国辛味唐辛子」は約2,000〜5,000 SHUとされています。また、パスタやピザに用いられることの多いタバスコソースは約2,500〜5,000SHUだそうです。

ちなみに世界的に有名なハバネロのスコヴィル値は約100,000~350,000SHUと言うとんでもない数値。辛さはハラペーニョの約80倍、タバスコの約10倍です。でも、世界にはさらに辛い唐辛子があるんです。とてもじゃないですが食べる気しません。

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